(たきざん すいしょうじ)  みせんほんどう
(多喜山 水精寺) 弥山本堂
  廿日市市宮島町弥山に建てられている「多喜山水精寺(たきざん・すいしょうじ)弥山本堂」です。
※広島新四国八十八ヶ所霊場第八十八番霊場です。
弥山本堂は、本坊が大聖院で(山号、寺号)同じく真言御室派のお(堂宇)寺です。本尊は虚空蔵菩薩です。
霊峰といわれる弥山は、806(大同元)年秋弘法大師(774-835)が開創になり、山容が唐の須弥山に似ているところから命名されました。
自ら一百日間の求聞持の秘法を修せられたと伝えられています。
当時の護摩の火は、約1,200年の今日まで、絶えることなく燃え続けている全国唯一無二の霊火です。
(ぐもんじほう)
求聞持法:
〔仏〕 密教で、記憶力の増進などを得るための修法。一般には虚空蔵菩薩求聞持法をさす。
(こくうぞうぼさつ)
虚空蔵菩薩:
福と智を虚空のように無限にもっていて、衆生の望みに応じて分け与える菩薩。
胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)虚空蔵院の中尊。形像は種々あるが普通、五智宝冠をつけ、右手に智慧の宝剣、左手に福徳の蓮華と如意宝珠を持つ。虚空蔵。虚空孕(こくうよう)菩薩。
2008年広島新四国88ヶ所霊場スタンプラリーで霊場第88番のスタンプをいただくために弥山本堂を6月訪ねたのです。
ロープウェーに乗って弥山に登ったことは過去何度かありましたが、銀塩カメラ時代で、デジカメで弥山附近を撮影したのははじめてでした。年が変わりましたがやっと編集しだしました。
09.01.02裕・記編集

08.06.14撮影
広島県廿日市市宮島町弥山        (手前に写っている屋根は、霊火堂の屋根です)

08.06.14撮影

08.06.14撮影

08.06.14撮影
本堂内部  御本尊:虚空蔵菩薩

08.06.14撮影

08.06.14撮影
大聖院 梵鐘
国指定重要文化財
治承元(1177)年
弥山にある梵鐘は平宗盛(平清盛の次男:1147-1185)の寄進によるものです。
伊都岐島弥山 水精寺奉施入
治承元(1177)年丁酉二月
建立  聖人永意
施主  右大臣  平 宗盛
銘文には疑わしい点もありますが、鐘は素朴な造作ながら平安時代のものと認められ、国の重要文化財に指定されています。

08.06.14撮影

08.06.14撮影
弥山仁王門は1991(平成3)年9月27日台風19号で壊れた物を1994(平成6)年12月に再建されたとありましが、弥山仁王門は2004(平成16)年の台風18号で倒壊し現在は基礎石が残っている状況になっています。
仁王像はここ弥山本堂内に(仮)安置されています。

08.06.14撮影

08.06.14撮影



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