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廿日市市宮島町弥山に鎮座している「御山神社」です。 |
御山神社は、厳島神社の奥宮で、本殿が品字形に並び、御祭神市杵島姫・田心姫・湍津姫の三女神が夫々一柱づつ祀られています。
いずれも一間社流造りで、屋根は、こけら葺、丹塗の御社殿です。
神代の昔、この場所に三女神が降臨したと伝えられていますが、厳島神社の別当職であった大聖院が神仏習合によりここを管理し、江戸時代には三鬼堂となりました。
しかし、明治初期に神仏分離令により神社と寺院が区別され(三鬼堂は弥山の鎮守として、弥山山頂附近に鎮座することになり)御山神社となりました。 |
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過去ロープウェーで弥山山頂まで来たことはあったのですが、ここ御山神社を訪ねたのは今(2008年)回がはじめてでした。
社殿は1991(平成3)年の台風19号で全壊しいまは再建されていますが、その時対岸・宮島口で仕事をしていたわたしは、あの台風の被害(厳島神社の能舞台の倒壊などなど)のすごさを目の当たりにしていました。
風除けのようなものがないここ弥山では石造の鳥居以外は強風で吹き飛ばされたことを想像してしまいました。 |
09.01.25裕・記編集 |