厳島神社大鳥居・根継ぎ部分

  廿日市市宮島町の厳島神社に建立されている“(厳島神社)大鳥居”の「根継ぎ部分]を取り上げました。
2005年11月3日佐伯郡宮島町は、廿日市市と合併編入され廿日市市宮島町となりました。
1950(昭和25)年10月大鳥居修理工事が起工し、根継(6 本)・屋根葺替・塗装工事が行われれ1951(昭和26)年5月に竣工しました。
(その内の鳥居柱については下記の工事が行われたそうです)
西主柱: (佐賀県佐賀郡鍋島村池ノ上)は根元に継木。
継手は上の貫下から下の貫下に到る長さ約11 尺5 寸にわたる金輪継とした。
東主柱: (福岡県久留米市)は一本ものとした。
各控柱: 根継方式で上部を杉材、下部を楠材とし、継手は梁行方向に目違立て、これに直角方向に表面だけ目違立てとし、基礎は千本杭とした。
『厳島神社宝物館入口横に展示してあるのが昭和26(1951)年に補修された時の旧根元材なのです。』という説明板を読んだ2003年、それでは大鳥居の根継ぎ部はどうなっているのだろうと考えるのが自然のことだったのでしょうが、当時は大鳥居の足もとでもみてみるかというような行動を起していませんでした。
2003年大鳥居の頁を編集したのですが、2012年の今頃になりましたが、大鳥居の根継ぎ部分を意識してみました。
潮が引いて大鳥居の近くに行かれた時は、あなたも根継ぎ部分にもご覧になったらということでこの頁を編集しました。
 12.09.02裕・記編集

12.04.07撮影
広島県廿日市市宮島町  厳島神社大鳥居を西側よりみました

12.04.07撮影
西側主柱の根継ぎ部分(西面)

12.04.07撮影
西側主柱の根継ぎ部分(東面)

12.04.07撮影
東側主柱の根継ぎ部分(西面)

12.04.07撮影

12.04.07撮影
(西北側の)控柱(西面) (西北側の)控柱(北面)

12.04.07撮影



厳島神社大鳥居-概説-
大鳥居拡大画像その1
大鳥居拡大画像その2
大鳥居拡大画像その3
大鳥居拡大画像その4
大鳥居資料
大鳥居・旧根元材
大鳥居・根継ぎ部分
大鳥居・扁額
大鳥居(一遍聖絵)
暴風被害を受けた大鳥居
  令和の大鳥居保存修理工事
  令和の大鳥居保存修理工事完了
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