(白牡丹)創業三百年碑
  東広島市西条本町の白牡丹に建立されている「創業三百年碑」です。
古書によると白牡丹の創業は「慶長5(1600)年9月 関ヶ原の戦に、島左近勝猛、西軍の謀士の長たりしも、戦に破れ、長男新吉戦死す。 
次男彦太郎忠正母と共に京都に在りしが、関ヶ原の悲報を聞き、西走して安芸国西条に足を止む。
彦太郎忠正の孫、六郎兵衛晴正、延宝3(1675)年酒造業を創む」とあるそうですから1675+300=1975(昭和50)年が創業300年ということですね。
白牡丹の仕込み水と云われる冥加の水をみて振り返ると延寶蔵の名板が目に入りましたので、延宝蔵の由来でみた以前の蔵からこの蔵になったのだなと思ってみると、水神さんが祭られそして奥の蔵の前に「創業三百年碑」が見えましたので撮影しました。碑の裏面を撮影するには、敷地内に入っていかなくてはならないので、正面だけの撮影にしました。
説明板に、夏目漱石先生は「胃弱で、酒も多くはたしまれないが、白牡丹だけは別」と次の句「白牡丹 李白が顔に 崩れけり」を自筆でしたためられた掛け軸が創業者の島家に残っていますとあります。
白牡丹は甘口と云われていますが、白牡丹ではうま口という味わいで後切れのいい酒と云っていますが。
10.02.22裕・記編集

10.01.23撮影
東広島市西条本町9-21  (白牡丹延寶蔵)

10.01.23撮影

10.01.23撮影

10.01.23撮影



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