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廿日市市宮島町下中西町に建てられている「厳島神社宝物館」です。 |
厳島神社には国宝「平家納経(へいけのうきょう)」三十三巻や他にも源頼朝(1147-1199)、足利尊氏(1305-1358)、豊臣秀吉(1536-1598)などの武将が武運長久を祈願して奉納した宝物を含む多数(≒3500点)の社宝を所蔵していると聞きますが、普段の展示では国宝などは展示することは無理なのでしょうから、展示物はすぐに見終りました。
しかし、昭和9(1934)年に建造されたというRC造の宝物館、出るまえに行ったトイレの鉄製窓やクレセント、網入り硝子、出入口戸の把手などに昭和初期の薫りを感じたわたしでした。 |
厳島神社宝物館は、文化庁がこの建造物は貴重な国民的財産ということで「登録有形文化財第34-0005号」に指定していますので、昭和の建物のとして見学されることをお勧めです。
※厳島神社昇殿料@300円+宝物館拝観料@300円ですが共通割引があり@500円になりますので。
住所:広島県廿日市市宮島町下中西町 |
入館料:大人@300円/人、開館時間8:00〜17:00、年中無休。(2018年1月現在上記※と共に追記) |
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※2005(平成17)年11月3日、佐伯郡宮島町は廿日市市と合併、廿日市市宮島町になりました。 |
厳島神社の参拝が終わってからいつもは東に向かいかえるのですが、2003年(以前にも見学したことはあるというのに)宝物館の前に展示してある材木に目が行ったのです。近づきみると大鳥居の根回り部分が取り替えられた時のもとの大鳥居の根回りの材木でした。
宝物館の中に資料が展示してあるかもしれないと見学したのです。 |
今(2012年)回交流ウォーク下見で見学したのです。
いままで通り一遍にみていた展示物だったのですが、小林千古の洋画「誘惑」、平櫛田中作の「浅野長勲翁肖像」などをみました。NHK大河ドラマ・平清盛効果か多くの観光客が宮島に来ているのにチトさびしいこの宝物館を宣伝しようと思い追記しました。 |
12.05.08更新 04.04.08裕・記編集 |