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南区猿猴橋町の広島信用金庫広島駅前支店前に残されている(いた)「被爆したシダレヤナギ」です。
※2006年1月枯死したと確認され、2月伐採されました。 |
ここは何度となく通り、電車を降りてこの前を何度となく見たはずであったのに、広島市の資料を見るまでは知らなかったのです。
しかし、訪れた2005年10月10日は冬でもないのに葉っぱは1枚も付けていませんでした。
駅から歩いて行きながら遠くから見たときは柳とは思えませんでした、近づくと樹木の手入れをした跡は見えましたが、手で軽く叩いてみましたが中が空洞のような音が空しく響きました。
原爆に耐えて生きてきた、平和をなどと決して言葉を発することはなかったこのシダレヤナギ、この柳の一生は終わりではと悲しく沈んだ気持ちになりました。 |
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このシダレヤナギが、2006(平成18)年1月枯死したと確認され、2月9日伐採されたと、報道で知りました。
また、柳自体の寿命というものがおおよそ80年位だということも報道で知りました。
2月18日街に出ましたので駅からすぐのこの切株を撮影に立ち寄りました。 |
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2009年4月に広島平和記念資料館東館地下1階展示室で展示資料をみていたらこの枯死した柳の幹が展示してありましたので、別頁で編集しました。 |
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06.02.20更新 05.10.14裕・記編集 |
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05.10.10.撮影 |
広島市南区猿猴橋町4-1 (広島信用金庫広島駅前支店前歩道) |
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05.10.10.撮影 |
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被爆樹木 シダレヤナギ
A-bombed tree Weeping willow
爆心地から1900m
Approx.1900m from the hypocenter |
このシダレヤナギは、街路樹としてこの場所に植えられていたもので、1945(昭和20)年8月6日の原爆にも耐え、生き残りました。 |
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伐採されました |
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切り口から内部が空洞になってたことがわかりました。
また歩道の手摺基礎が成長の邪魔をしていたようにもみえました。
報道で云っていた空洞内部が原爆で炭化していたという状況は切株だけではわたしにはよくわかりませんでした。 |
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06.02.18.撮影 |
伐採の幹をみました |
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06.02.18.撮影 |
06.02.18.撮影 |
昨年見ていたヤナギはありません |
駅方向に向いても当然ありません |
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