(広島城二の丸跡)被爆樹木・ユーカリ

  中区基町の広島城二の丸跡にある「被爆したユーカリ」です。
※詩の資料によると、このユーカリは、樹高10m、幹周275cmだそうです。
(新しい標識) 被爆樹木  ユーカリ
A-bombed Trees Eucalyptus Eucalyptus melliodora
            爆心地から740m
ここで被爆しました。被爆して生き残っているユーカリはこの木だけです。
(上の)被爆樹木標識は立札として設置されています。
(横の)標識はユーカリの幹に取り付けられています。→
被爆樹木 ユーカリ  A-bombed tree  Eucalypt
爆心地から740m  Approx.740m from the hypocenter
このユーカリは、1945(昭和20)年8月6日の原爆にも耐え、生き残ったものです。爆心地側の南面は原爆の熱線により黒く焼け爛れています、1971(昭和46)年台風で2.5mのところで折れましたが、再び根元から新芽を吹き返しました。その後も幾度かの台風に耐えながら育っています。
ユーカリ(桉樹)
フトモモ科ユーカリ属、常緑高木。オーストラリアを主とし、世界で300種以上が知られている。全体に芳香がある。葉は二型あり、若木では卵状長楕円形で対生、成木では長さ20cm内外の鎌形狭披針形で互生。早春、葉腋(ようえき)に数花を開く。
公園や庭園に植え、葉からはユーカリ油(殺菌作用や抗炎症作用、鎮痛・鎮静作用があるとされる)をとる。材は建築・土木・船舶材などに用いる。
コアラといえばユーカリ、この木がコアラが食べる種類のユーカリかはわたしにはわかりません。
広島城に来たときにこの二の丸跡のお堀の傍に被爆樹木があることは知っていましたが、撮影することもなく樹種については知らなかったのです。2005年撮影してこの頁を編集しました。
説明板にある「爆心地側の南面は原爆の熱線により黒く焼け爛れています。1971(昭和46)年台風で2.5mのところで折れました」といわれるところを2007年近づいて撮影しました。
2016年新しい白色の被爆樹木標識になっていましたので撮影しました。2016年撮影画像を加え、この頁掲載の画像も見直し、この頁を再編集しました。
2019年にも横を通りましたので撮影していました。
20.01.13.更新  18.06.26.再編集  05.10.30裕・記編集
関連頁: (広島城二の丸跡)被爆樹木・マルバヤナギ

05.09.25.撮影
広島市中区基町21 (広島城二の丸跡)

05.10.10.撮影

05.10.10.撮影
(旧)被爆樹木標識 ユーカリ

05.10.10.撮影
≒南東からみました

07.08.06.撮影
≒北からみました

07.08.06.撮影
根回りをみました

07.08.06.撮影

07.08.06.撮影

15.03.26.撮影

15.03.26.撮影
(背景の建物:広島市民病院、基町クレド:地上35階建て)

16.09.15.撮影
≒西側からみました

16.09.15.撮影
(≒爆心地側の幹)

16.09.15.撮影
幹に取り付けられている新しい白色被爆樹木標識

16.09.15.撮影
(≒爆心地とは反対側の幹)

16.09.15.撮影
≒北東側からみました

16.09.15.撮影

19.02.24.撮影
2019年も≒北東側からみました

19.02.24.撮影
東側からみました

19.02.24.撮影
“立札式被爆樹木標識”と“幹に取り付けられた被爆樹木標識”をみました



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