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中区千田町の千田小学校校外にある「被爆したクスノキ」です。
※ここには被爆クスノキ(爆心地から1,640m)が4本あります。
※4本のクスノキは被爆当時の場所にあるそうです。 |
被爆樹木 クスノキ
A-bombed tree Camphor tree (Cinnamomum camphora)
爆心地から1,640m
4本のクスノキは被爆当時の場所にあります。千田小学校には、校内・校外で被爆して広島市が登録している被爆樹木が(平成30年3月1日)現在11本あります。 |
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被爆樹木 クスノキ
(A-bombed tree Camphor tree)
爆心地から1,700m |
千田国民学校は、1945(昭和20)年8月6日の原ばくで校しゃが全焼し、こう堂の曲がった鉄こつだけが取り残されました。戦後、ひばくしたこう堂の鉄こつは、し育しゃとしてさい生され、げんざいも利用されています。これらのクスノキは、し育しゃととともに学校内で原ばくにもたえ、生き残りました。 |
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被爆した建物・広島電鉄千田町変電所
をみて千田小学校横を歩いていたときこの被爆したクスノキを見たのです。いままで千田小学校の校内の被爆した樹木は見ていましたが、説明文から以前は校内だったこのクスノキたちが、現在は歩道となっている部分に位置しています。∴今は学校に遠慮することなくいつでも見ることが出来ます. |
2016年中区千田町の千田小学校で行われた「被爆したフジの樹勢回復措置」のときこのクスノキも解説がありましたので撮影しました。 |
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クスノキは(特に)爆心地に向かって 傾斜(湾曲)している特徴があるそうです |
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爆心地側の幹・樹皮組織が委縮したため内側にえぐれたような湾曲を示しています。 |
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爆心地と直角方向の両側の幹・樹皮は健全な樹木と変わらない。 |
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爆心地側と反対側の幹・樹皮の肥大成長を示しています。 |
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爆心地側の幹には新たな枝の発生が少なく、爆心地反対側は枝の発生が旺盛である傾向があります。 |
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※樹木医(堀口先生)に伺った被爆樹木の成長の特徴です。 |
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19.01.20.更新 06.10.22裕・記編集 |