(広島郷土料理)コイワシ料理

  安芸区中野地区のスーパーで求めた“こいわしのパック”、
                     女房が「こいわしの刺身」、「こいわしの天婦羅」に料理してくれました。
広島湾近郊で獲れるイワシのほとんどがカタクチイワシだそうです。
カタクチイワシは、成魚でも10cmくらいなので一般に“コイワシ(小鰯)”と呼ばれています。
コイワシのほとんどが“イリコ”になりますが、大きくなったものはイリコには不向きで、鮮魚として出回ります。
天婦羅や甘露煮などにされるなど色々な食べ方がありますが、最も広島らしい食べ方として「刺身」があります。
ヘラやスプーン*などを使ってコイワシの身をそぎ取ったものを何度も水(氷水)を換えて洗うことで特有の臭みが取れ、身が締まります。広島では「七度洗えば鯛の味」と云われています。生姜醤油などで味わいます。
イワシは金気を嫌うので、金物のスプーンよりもヘラを使う方が良いとアドバイスをいただきました。
2006年発行された「ひろしま通になろう」の食文化編でコイワシを広島の郷土料理として「刺身で食べるのが広島流の味わい方」と紹介しています。
(かたくちいわし)
片口鰯:
ニシン目カタクチイワシ科の海魚。全長15cm 内外。下顎が小さい。体色は背側が青黒色,腹側が銀白色。しらす干し・煮干し・ごまめなどの材料とし,食用のほかカツオ釣りの生き餌とする。
日本各地に分布。ヒシコイワシ。セグロイワシ。シコイワシ。シコ。タレクチ。
(いりこ)
熬り子:
小さいイワシなどを塩水でゆでて干しあげたもの。だしを取るのに用いる。
いりぼし。にぼし。だしじゃこ。
(さしみ)
刺身:
新鮮な魚介類などの肉を,生のまま薄く切って醬油などをつけて食べる料理。
つくりみ。おつくり。
2016年3月になりましたが、わが家の近くのスーパーでコイワシを売っていましたので求めたのです。この時は刺身用との表示がなかったので、天婦羅にしてもらい美味しく食べました。
7月になって刺身用と表示がありましたので、手間がかかると愚痴る女房にお願いして、スプーンで身をこそいでもらい氷水で何度も洗ってもらい刺身として美味しくいただきました。女房やものの本には生姜醤油だと云われましたがわさび醤油でおいしくいただきました。
16.07.04.裕・記編集
コイワシの刺身

16.07.02.撮影
コイワシを刺身にしてもらったところです

16.07.02.撮影
 わが町のスーパーに入っているヤマスイで「広島県産小イワシ」求めました 
コイワシの天婦羅

16.03.05.撮影
 天婦羅にしてもらい、レモン汁を付け食しました

16.03.05.撮影

16.03.05.撮影
わが町のスーパーに入っているヤマスイで「広島県産小イワシ」求めました 



「食べ物」編



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