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安芸区中野東の切幡神社にある「大ケヤキ」と「シイ林」です。 |
切幡神社の大ケヤキとシイ林 広島市指定天然記念物:指定1974(昭和49)年2月16日 |
大ケヤキ(樹高31m、胸高幹囲4.8m、枝張東西22m(東12m+西10m)、南北27m(南15m+北12m)
ケヤキは本州、四国、九州に分布する落葉広葉樹で、山陽地方では、低地から海抜1000mまでの渓谷で沖積平野に特徴的に見られます。古来、ケヤキは人家近くに植えられ、その大木は「故郷の思い出」として、人々の心に深く残る存在であったが、最近市内ではあまり見られなくなりました。このケヤキのような大木の存在は、かっての自然の姿を今日に伝えるものであり、生きた記念碑として大切に保存されるべきものです。 |
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シイ林(面積約7900u シイの平均胸高幹囲1.0〜1.5m)
シイ林は、わが国の暖地山地の気候に最も適した自然林として発達するもので、広島地方でも、昔はかなり広範囲に分布していたものと思われます。
しかし、現在では人為的に破壊され、主としてアカマツの二次林に置きかえられたところが多い。
このシイ林は、その占める面積はあまり広くないが、伐採などの人手がほとんど加えられておらず、広島地方の山地の自然をよく保存した学術上価値の高い山林です。 |
昭和52(1977)年3月1日 広島市教育委員会 |
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切幡神社、わが家からさほど遠くもない神社に大欅があったのかと資料をみていて2004年訪ねてみたのです。
国道2号線から一筋入っているとはいえ国道からも見えているのに気にさえしていなかった、手前(国道傍)のレストランには何度も立ち寄りもしていたのに気がつかぬ迂闊でした。 |
いままで、切幡神社の頁に加えていましたが、2014年になりましたが、画像を増やして再編集、分離したこの頁に編集しなおしました。 |
14.04.10.分離再編集 04.07.27裕・記編集 |