(広島国際学院大学)ロダン作:永遠の青春

  安芸区中野の広島国際学院大学に建立されているロダン作「永遠の青春」です。
*像の周りをみましたが、建立年は(わたしには)わかりませんでした。
無理な姿勢での抱擁、熱い接吻を交わす男女・・・芸術に疎いわたしですが、ギリシャ彫刻かローマ彫刻にある有名な作品なのではと思ったのです。
世の中NETの普及で調べ物には便利になったもので、いろいろと検索していたら、
「国立美術館国立西洋美術館」のweb site所蔵作品の中に同じような作品があったのです。
オーギュスト・ロダン(仏人:1840-1917)、永遠の青春、制作年1881-1884年、紹介の作品は65x 71 x 38(cm)と小さなものですが。
(広島国際学院大学に展示の作品は、ロダン作:「永遠の青春」のレプリカ作品でしょうが)
作品解説(国立西洋美術館の資料によると)
『この「永遠の青春」は、テーマ(≒主題)的には「接吻」(1886年)と同系統のダンテ(1265-1321)の「神曲」に見られるような“愛”のテーマのヴァリエーション(≒物の変型・変種など)です。ここで扱われている女性の姿態は、1882年にアデールという名のモデルをもとにロダンが制作したトルソ(≒胴体だけの彫像)が下敷きとなっており、ロダンの彫刻には常に見られる、既成の彫刻の組み合わせによる構成の一例と考えてよいものです。
誰にでも一見して理解可能な甘く官能的な主題と、完結した美しい構成によってこの彫刻は非常な人気を博しました。
1898年のサロンに初出品されたのち、大理石やブロンズによる、大きさや形を多少異にするヴァージョンやレプリカ(≒複製)が数多くつくられています。』とあります。
若者が集う大学でこの大胆な男女の抱擁の彫刻が展示されていることは、学校から学生に対し、このような情熱を持って学園生活を過ごしなさい?と示唆しているいる?のかな〜と思いました。
しかしながらわたしは‘青春は永遠ではないよな〜’と考えながら撮影していました。
2010年学内でみた野外彫刻を撮影し図書館で作者を尋ねたのですがわからないということでしたのでそのままにしていました。
電機大学時代から仕事の関係で何度もこの学園に来ていましたが、2010年まではこの像の存在を意識することもなく、近くでみることもなかったわたしでした。2014年のいまになりましたが、野外彫刻編に加えようと頁を編集しました。
14.11.15.裕・記編集

10.05.28撮影
広島市安芸区中野6-20-1  中野キャンパス

10.05.28撮影
永遠の青春

10.05.28撮影

10.05.28撮影

10.05.28撮影

10.05.28撮影

10.05.28撮影

10.05.28撮影



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