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安芸郡府中町みくまりにある「草摺の滝」です。 |
草摺とは、鎧の胴の下にたらして腰のまわりを覆うもののことで、水が幾重にも重なり合いながら落ちていく様子が「草摺」に似ていることから江戸時代の終り頃に頼春水が名付けたといわれています。 |
安芸郡府中町の御衣尾川(みそおがわ)上流にあります。形が鎧の草摺に似ていることからこの名があります。
しかし1926(大正15)年9月の洪水によって原形は壊されてしまいました。
神武天皇がこの村に滞在された時に、この付近の流れをもって飲料水とされたそうです。滝壷の上に振打岩という大岩があり鰐(わに)岩ともいわれています。 |
2001年撮影してこの頁を編集しました。
2007年になって広島ぶらり散歩「民話・伝説」編を編集しだして、四半世紀も前に買った藤井昭氏編著「安芸の伝説」をみていると、この草摺の滝が伝説として掲載がありました。
2004年当時撮影していた振打岩の案内板だけはあった岩のいわれはわからなかったのですが、今回伝説を読んでそうだったのかとおもい画像を新しく追加して再編集したのです。 |
07.06.17再編集 01.10.07裕・編集 |