(復元された)広島東照宮・唐門及び翼廊

  東区二葉の里の“広島東照宮”の「保存修理工事が竣工した唐門、翼廊」をこの頁では取り上げました。
広島東照宮唐門 及び 翼廊は、2008(平成20)年9月6日〜2011(平成23)年9月30日の予定で保存修理工事が、発注者として広島東照宮、彫刻・彩色技術協力、(財)日光社寺文化保存会、そしてその工事の設計監理として(財)文化財建造物保存技術協会が担当して施工されました。
新聞などの報道で、2012年5月29日竣工式典が営まれた事を(わたしは)知りました。
2010年11月「広島東照宮・唐門及び翼廊保存修理工事」の頁を(わたしは)撮影し、編集しました。
2011年12月、2012年1月ほぼ保存修理工事が終わった処を撮影していましたが、頁を編集していませんでした。
2013年初詣とは云えないほど遅れて訪ねた広島東照宮、境内参道に参拝者がなかったので、撮影して、この「(復元された)広島東照宮・唐門及び翼廊」という頁で編集しました。
13.02.05.裕・記編集

13.01.18.撮影
広島市東区 二葉の里2‐1‐18  広島東照宮

12.01.09.撮影

11.12.31.撮影
唐門を正面からみました

12.01.09.撮影
復元された扁額(110.8cm×81cm)、長尾山:二品親王良尚の書だそうです。  
(扁額後ろ側の)琵琶板(材質:ケヤキ:縦≒80cm×横≒170cm)鶴の彫刻。
(へんがく)
扁額:
建物の内外や門・鳥居などの高い位置に掲出される額、看板であり、書かれている文字はその建物や寺社名であることが多いが、建物にかける創立者の思いなどを記すこともある。
(びわいた)
琵琶板:
建築の組物と組物の間や、蟇股・大瓶束(たいへいづか)と組物との間の小壁の部分に嵌(は)めた板。

11.12.31.撮影
復元された袖彫刻
蝦蟇仙人 鉄拐仙人
(がませんにん)
蝦蟇仙人:
昔、ガマを使い、妖術(怪しい術を)行ったという中国の仙人。
三国時代呉の葛玄(かつげん)、および五代後梁の劉海蟾(りゅうかいせん)をさし、画題とされる。
(りてっかい)
李鉄拐:
中国の代表的な仙人で八仙の一人。鉄拐李とも呼ばれる。
名は玄、岳、洪水など諸説ある。 鉄拐とは、彼の幼名であるとする説や、足が不自由で鉄の杖をついていたためという説がある。
絵ではボロボロの服を着て足の不自由な物乞いの姿をしていることが多いが、もとはがっしりとした体格の道士であった。

11.12.31.撮影

11.12.31.撮影
(唐門東側)翼廊

11.12.31.撮影
(唐門西側)翼廊

11.12.03.撮影
唐門(社殿側)

11.12.31.撮影
復元された琵琶板(材質:ケヤキ:縦≒80cm×横≒170cm)鳳凰の彫刻
(ほうおう)
鳳凰:
1)古代中国で、麟(りん)・亀・竜とともに四瑞として尊ばれた想像上の霊鳥。
 体は、前は麟(りん)、後ろは鹿(しか)、頸(くび)は蛇、尾は魚、背は亀、
 あごは燕(つばめ)、くちばしは鶏に似るといわれる。
 羽が5色で、梧桐(ごとう)に宿り、竹の実を食べ、醴泉(れいせん)を飲むと伝えられ、
 聖徳の天子の兆しとして世に現れるとされる。鳳は雄、凰は雌という。
2) 紋所の名。1を図案化したもの。鳳凰丸や桐に鳳凰などがある。



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