(二葉山中腹)広島東照宮・御神井

  東区二葉の里に鎮座の“広島東照宮”裏山(二葉山)中腹にある「御神水井」をこの頁では取り上げました。
※井水枯渇の恐れがある二葉山トンネル工事は、2018(平成30)年9月シールド工法採用しトンネル掘削が開始されましたが、工事中色々なトラブル有です。
※2024(令和6)年度完成を目指していると広島市は云っています。
井戸をよごさぬように。二葉山の涌水を大切に。
御神井         
(広島)東照宮
『鎮守の杜のお宮が、神霊の籠る場所に相応しい水源地に多く祭られているのは、生命の源の水を神々が司られ、人々がその水を農耕、飲用水として恵んで頂くという姿を示すものといわれています。
当広島東照宮の境内山林(二葉山の南面の約1万坪)が今でも絶え間なく大気を浄化する、日本一の「しりぶかがし」群生の樹林帯に覆われているのは地中深く伏流水を蓄えて地上を潤し続けているらであります。・・・・』
と社殿裏にある御神水の説明板にあります。
日本一のシリブカガシの自然の森といわれる二葉山に、広島高速5号線のトンネルの着工が決まったと昨(2012)年暮れ新聞報道などで知りましたので、二葉山中腹に鎮座する金光稲荷神社・奥宮への参道途中にあるこの「御神井」を取り上げました。
渇水期でもある2012年1月に清らかな湧水を溜めている井戸をみたからです。
-広島高速5号線について広島高速道路公社は公開資料で次のように述べています-
区間 東区温品町と東区二葉の里3丁目を結ぶ約4km(うち尾長山・二葉山トンネルは約1.8km)。
必要性 1)都心部と山陽自動車専用道を直結し広島空港への高速性と定時性を確保する。
2)広島駅北口地区開発計画と一体的整備で都市機能向上を図る。
3)温品、中山地区の慢性的交通渋滞を緩和し、都心部と市北東部間の円滑な交通確保。
効果 1)5号線整備で、紙屋町〜広島東IC現在約34分の所要時間を約17分に短縮できる。
2)慢性的な交通混雑の中山踏切の立体化等で渋滞緩和し、
  都心部と市北東部間の円滑な連絡が図れる。
広島県と広島市は、昨(2012)年12月3日、JR広島駅北側で計画している広島高速5号線二葉山トンネルを2014年度にも着工すると発表した。2017年度の完成を目指す。
地盤沈下の抑制に優れているとされるシールド工法を採用することで安全を確保できると判断した。
今後、広島高速道路公社と連携し、地域住民に説明する機会を設ける。
県と市などが設けた有識者らで構成するトンネルの安全検討委員会は約3年にわたり審議や検討を進め、8月に「安全施行は可能」とする報告書を県と市に提出した。だが、住民からは地表面の沈下などを危惧する声が上がっていた。
安全性についてはシールド工法と呼ばれる手法では沈下量を最も小さく抑えられることを説明。
工事費は約190億円と最も大きいものの、道路公社の管理費を削減することなどで採算性を確保できるとしている。
』との報道でわたしは知りました。
二葉山トンネル工事で地下水の水道(みずみち)がかわり、この御神井は枯れてしまうのではないかと危惧するから、広島高速5号線の事を取り上げました。
便利さを求める人間の思い上がりを神がいさめる時が来るのではと(わたしは)思ったりします。
また、紙屋町から広島東ICまでの所要時間を約17分短縮するのに、190億円を投資することは、人口減に入るであろう大借金都市である広島市(ひいては日本国)に必要なのかと思わずにはおられません。
しかし、施工を決定したのであれば広島高速5号線(広島駅北口終点ではなく)と4号線(中広から西風新都への)をつなげることまで考えての都市計画ではなくてはと(わたしは)思います。
13.02.06.裕・記編集

12.01.09.撮影
広島市東区 二葉の里2  (二葉山中腹)

12.01.09.撮影



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