護法神社

  東区山根町に鎮座している「護法神社」です。
※国前寺を守護する神社として建立されています。
※(現在の)祭神:左座・護法明神、中央・日蓮聖人、右座・稲荷明神。
※もともとは、法華経を守護する三十番神(略して番神)がはじまりだったようです。
説明紙には次のようにあります。
『護法神社にようこそ御参詣頂きましてありがとうございます。
この護法神社は、日蓮宗本山國前寺の所有する諸願円満を祈念する神社になります。中央に日蓮大聖人、向かって右にお稲荷さん、左に護法さんを祀ってあります。
参拝作法は、手を合掌するのみでも、神道と同じく拍手を打たれても構いません。
毎年十一月三日に護法大明神祭として、諸願円満のご祈祷を行っております。自由参拝ですので、お時間の許す方はどうぞお参りください。
諸願円満とは家内安全、身体健全、病気平癒、ボケ防止、交通安全、商売繁盛、学業成就など、この世での多くの願いを祈願することで、ご自身で成果を出すことになります。
よく、神頼みや仏様に手を合わせたから全てが叶う・・・と思う方がおられますが、人間は自分の努力、そして自分の持つ運が人生で大きなカギとなります。運を掴むには、身の回りで起こる些細なことから改善していき、自分自身で自覚することが非常に大切です。
困った時の神頼み、仏頼みという心理が働くのが我々人間ですが、困った時だけでなく、平穏無事な日常から手を合わし、率直に自分に向き合うことで諸願円満な人生を歩めるものと念じております。
日々の小さな積み重ね、そしていまできる小さなことから始め、ご参詣の皆様が日々の陰徳(≒人に知られない善行) を積まれ、精進されますように念じております。合掌』
三十番神(さんじゅうばんじん)とは、
わが国の著名な30神が、1か月30日間を毎日交番で法華経を守護するということ。また、その30神のこと。
このような結番思想は、古代中国、五代のころに五祖山戒禅師が制定した三十日仏名(ぶつみょう)におこり、それがわが国の天台宗に取り入れられ、のちに日蓮宗において盛んとなったといわれる。
「諸神記」に天地擁護をはじめ、7種の番神を掲げてあるが、とりわけ法華守護は一般に知られており、第1日目から順に、
熱田、諏訪、広田、気比、気多(けた)、鹿島、北野、江文(えぶみ)、貴船、伊勢。八幡、賀茂、松尾(まつのお)、大原野、春日、平野(ひらの)、大比叡(おおびえ)、小比叡(おびえ)、聖真子(しょうじんじ)、客人(きゃくじん)。八王子、稲荷、住吉、祇園、赤山(せきざん)、建部(たけべ)、三上、兵主(ひょうず)、苗鹿(のうか)、吉備津の各神をあてる。
これらの神は絵像や彫像として日蓮宗寺院の番神堂などに祭られ、なかには鎌倉時代末期までさかのぼる絵像もある。
2022年コロナ禍でしたが、(広島護国神社筆頭祭神)高間壮士之碑がここ国前寺の先の聖光寺に建立されていることを知ったので訪ねてみることにしました。
その前に、久しぶりにここ國前寺仁も立ち寄り、ここで取り上げた護法神社へも参拝しようと計画しました。
地図で知っていた護法神社は、初めて参拝する神社でしたが、拝殿前に護法神社の説明紙(上記)が貼り出されていたので、護法神社の一端がわかりました。
拝殿後ろの本殿を撮影して、国前寺の方に行きました。
 23.01.26.裕・記編集

03.08.29.撮影
広島市東区山根町32-27

22.01.20.撮影

22.01.20.撮影
(神社前から撮影しました) (鳥居をくぐったところで振り返り撮影しました)

22.01.20.撮影

22.01.20.撮影
わたしは、拝殿前で三礼三拍手一礼(神道作法)で参拝しました

22.01.20.撮影
本殿:一間社流造り

22.01.20.撮影
本殿屋根は、檜皮葺だと思いました(こけら葺きではなく)



「神社寺院など」編


「牛田・二葉の里附近」編



広島ぶらり散歩へ
國前寺
  國前寺(保存修理工事後)
  (國前寺)稲生祭
  (國前寺)稲生武太夫の墓
  (山門前の)石塔
  (広島市指定保存樹69)クスノキ
  南無日蓮大菩薩・石碑など
護法神社(國前寺所有)


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