じょうせいざん だいしどう
常誓山 大師堂
  安佐南区長束西に開山されている「常誓山大師堂」です。
※広島新四国八十八ヶ所霊場第十七番霊場です。
常誓山・大師堂は、真言宗智山派のお寺で本尊は弘法大師です。
縁起:嘉永元(1848)年2月長束の村里に一人の旅僧が立ち寄りました。当時世の中は新しい時代(明治維新)へと向って揺れ動き広島藩府をはじめ近郊の村里も物情騒然としておりました。前年からの風水害のために作物の収穫が半減したところに天然痘が流行して村人たちはなす術もなく困り果てていました。旅僧・常誓師はそのような村人の困窮をみるにしのびず、悪魔の呪いとまで云われた病魔の防除と快癒を念願して誰一人近づかない患者の家々をまわり生活に打ちひしがれている人々に活気を漲らせるよう祈祷して歩きました。数日もたたないうちに病魔から救われた人々が山上の常誓師の許へお礼参りするようになり、里人はもとより遠近の人々が徳を慕い八十八段築き松の大木の傍に一寺を建立したのが嘉永3(1850)年のことでした。
昔この近くで仕事をしたことがあったのですが、この大師堂のことは全く知りませんでした。
広島新四国88霊場「巡礼の手引き」をみてこのお寺を知り、JR芸備線・安芸長束駅下車して徒歩で10分もかかりませんでしたが、近くに来て一筋道を間違えご近所の方に教えていただきました.。しかし、場所を教えてくださった方は何も云われはしませんでしたが、間違った自分が恥ずかしかったほどすぐわかるところでした。
12.12.13.更新    08.08.09裕・記編集

08.06.30撮影
広島市安佐南区長束西1-10-7

08.06.30撮影

08.06.30撮影
本堂内、御本尊:弘法大師像

12.11.03.撮影



「広島の神社仏閣」編
(「広島新四国八十八ヶ所霊場」編)


「旧・祇園町」編



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常誓山・大師堂
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