山城屋稲荷大明神 (柿光稲荷大明神)
  南区山城町に鎮座している「山城屋稲荷大明神」社です。
山城屋稲荷大明神は、正一位柿光稲荷大明神といいます。
徳川家斉(1773-1841:第11代将軍・1787-1837)の時代、文化年間(1804-1818)に勧請されたと伝えられています。
*広島浅野藩:浅野斉賢(1773-1831:第8代・1799-1830 )
一般的に稲荷神社は、五穀(米・麦・粟・黍・豆)をつかさどる倉稲魂神(うかのみたまのかみ)を祀った神社で、総本社は伏見稲荷と云われています。
(※この地が海に近いことからか水、豊漁の神も祀られていると記述がありますが、わたしはこの根際に祀られている、山城屋胡子神社が漁業に関して祀られた神社ではないのかと思うのです)
昔は、安芸郡仁保島村(そして、安芸郡仁保村から広島市に編入されました)でしたが、1966(昭和41)年9月1日の町名変更時この地区はいろいろな町名になり、その一つとして山城町になったと聞きます。
その町名の由来は今のわたしにはわかりませんが、近年まで海の幸で発展してきた町ということで海鮮問屋・山城屋というものがこの地にあった??からではと考えたのですが、一説にはこの地の裏山・仁保山に仁保城という山城があったことから山城町と名付けられたのではと云われています。
11.08.31.更新     08.08.22裕・記編集

07.12.26.撮影
広島市南区山城町10-22

07.12.26.撮影

07.12.26.撮影
社殿

07.12.26.撮影
海に近いこの地、舟形の手水鉢がありました。明治十二巳卯(1879)年と寄進年が刻まれていました。
珍しい形をしているのでしょう(補修しても保存しようと補修跡もありましたから)

11.02.12.撮影
2011年参拝時には雪化粧の鳥居でした



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