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安佐南区長束に建てられている「柏原山蓮光寺」です。 |
柏原山蓮光寺は、浄土真宗本願寺派のお寺です。
蓮光寺の前身は鎌倉時代(13世紀)にさかのぼり、当時は(現在の安佐南区)下安に建立されていた松陰坊といわれています。その後寺号を蓮光寺と改め、中区寺町に移りましたが、寛永7(1630)年に現在地に移りました。境内をおおうように枝を伸ばした蓮華松はその時の紀念に植えられたものと云われており広島県の天然記念物に指定されています。 |
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知新集によると『柏原山蓮光寺、沼田郡長束村にあり、(仏護寺)十二坊のひとつで、昔は佛護寺東隣に住していたのを五世了◆代今の地に移ってもなお町組真宗四十二ヶ寺の中にありましたが日通寺の建立で法華宗一ヶ寺増えた処で、(蓮光寺は)町組から除かれ、真宗四十一ヶ寺となりました。往古は、天台宗でしたが中興開祖松陰坊明応7(1498)年真宗西派(浄土真宗本願寺派)に改められました』とあります。
※(◆は漢和辞典にありませんでした、ウ冠に勿という字です) |
資料によると、被爆建物として山門、観音堂があり、竣工時期は山門が江戸時代、観音堂は1941(昭和16)年、山門は原爆により瓦が飛び落ちたそうです。 |
爆心地から4020m 被爆当時町名は安佐郡祇園町 |
資料を見て訪ねたのです、JR安芸長束(お寺の裏の方)から行きましたので本堂は鉄筋コンクリート造として再建されたようだと思い表の方に回ったら、松が枝を伸ばしていました、山門横に設置されている説明板で長束の蓮華松といい広島県の天然記念物でした、近づいて見ていると、忠魂碑が目に入り撮影し、最後に被爆したという山門を見ました。 |
2010年知新集をみていると蓮光寺が掲載ありましたので、山号、由緒の記述がありました、説明板と合わせればお寺の事がもう少し分かりますので、追記しました。 |
10.07.18追記 08.09.09裕・記編集 |