(慈仙寺)武内俊子菩提寺・碑
  中区江波二本松の慈仙寺に建立されている「武内俊子菩提寺・碑」です。
慈仙寺の寺号石柱の根際に1979(昭和54)年1月武内那次郎によって建立の石碑です。
武内俊子(たけうちとしこ:1905-1945)
童謡詩人。(現在)三原市西町の浄念寺に生まれる。1912(明治45)年から広島市土手町(現在・南区比治山町)で育つ。広島女子専門学校進学、中途退学。その後、結婚1925(大正14)年東京・世田谷に居住。
1929(昭和4)年ころから、童謡や童話の創作をはじめる。(4児の母ながら)1933(昭和8)年処女詩集「風」。詩人・野口雨情(1882-1945)に認められ、教えをうける。
当時代表的 な子ども向きの本「コドモノクニ」「幼年倶楽部」につぎつぎと作品を発表。
1937(昭和12)年「かもめの水兵さん」につづいて「リンゴのヒトリゴト」「船頭さん」などの童謡が、河村光陽(1897-1946)らの作曲でレコード化され、全国の子どもたちに広く愛唱されました。著書、詩集「風」、童謡集「赤い帽子・白い帽子」「武内俊子童謡集」など。
三原市宮浦公園、横浜市山下公園に「かもめの水兵さん」の童謡碑。
2007年、2011年慈仙寺を訪ねた時にこの石碑をみましたが文字が薄くなっている処もあり撮影したままでした。
2014年のいまになりましたが、未整理だった画像の中にこの「武内俊子菩提寺・碑」があり碑文を読むと「かもめの水兵さん」「船頭さん」「リンゴのひとりごと」作詩とあったのです。
2014年江波に行きましたので、立ち寄り周りの状況を撮影し、この頁を編集しました。
かもめの水兵さん 1937(昭和12)年発表。作詞:武内俊子、作曲:河村光陽。
1)かもめの水兵さん 並んだ水兵さん 白い帽子 白いシャツ 白い服 波にチャップチャップ 浮かんでる
2)かもめの水兵さん 駆け足水兵さん 白い帽子 白いシャツ 白い服 波をチャップチャップ 越えていく
3)かもめの水兵さん ずぶ濡れ水兵さん 白い帽子 白いシャツ 白い服 波でチャップチャップ お洗濯
4)かもめの水兵さん 仲良し水兵さん 白い帽子 白いシャツ 白い服 波にチャップチャップ 揺れている
♪♪かもめの水兵さんならんだ水兵さんしろい帽子しろいシャツしろい服波にちゃぷちゃぷならんでる〜、という一番は童謡にも疎いわたしでもさすがに歌えるのです。
2番、3番となったらあやふやでしたのでWikipediaを参照に記述しました。
 14.09.21.裕・記編集

07.11.19.撮影
広島市中区江波二本松1-4-25

07.11.19.撮影

11.04.09.撮影

14.09.11.撮影

14.09.11.撮影

14.09.11.撮影
敬称は略しました



「文学碑など」編



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