松見山 正行寺
  廿日市市地御前に建てられている「松見山・正行寺」です。
正行寺は、浄土真宗本願寺派のお寺です。
昔は天台宗だったそうですが、寛永元(1624)年住持・明順によって浄土真宗に改したと伝えられれています。また本尊阿弥陀如来は行基の作とも聞ききます。
この地(廿日市市地区)に伝わる行基伝承のひとつでしょうが、行基がこの地を巡った確かな確証などはないと思うし、御本尊をの一部を削り取り科学的な年代測定すれば誤差はあるのでしょうが作成年代はわかるのでしょう、しかし科学では解決できない心の伝承というものは年代を経て人々の支えになってきたことを否定できるものではないと、わたしは、最近になってお寺を巡りながら思ってきていることなのですが。
 08.11.18裕・記編集

07.09.04撮影

07.09.04撮影
廿日市市地御前3-21-5

08.09.28撮影

08.09.28撮影
  (本堂の) 「宣布場」額

08.09.28撮影
御本尊阿弥陀如来像
せんぷ
宣布
1)公的なことを広く一般に知らせること。
(2)あまねく行き渡らせること。例文「大教宣布」
ぎょうき
行基
(668-749)
奈良時代の僧。和泉の人。俗姓、高志氏。道昭・義淵らに法相(ほつそう)教学を学ぶ。
諸国をめぐり、架橋・築堤など社会事業を行い、民衆を教化し行基菩薩と敬われた。その活動が僧尼令に反するとして弾圧されたが、やがて聖武天皇(701-756):第45代天皇;在位 724-749)の帰依を受け、東大寺・国分寺の造営に尽力し、大僧正に任ぜられ、また大菩薩の号を賜った。



「広島の神社仏閣」編


「旧・廿日市町」編



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正行寺
(正行寺の)木鼻の細工など


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