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廿日市市廿日市に建てられている「護念山・光明寺」です。 |
護念山光明寺は、浄土真宗本願寺のお寺で、天文15(1546)年、鎮光坊円尊によって開基のお寺です。
円尊は毛利元清(1551-1597)の家臣・渡辺清正といわれています。
円尊は嫡子の早世に悲嘆し、京都西本願寺で剃髪、鎮光坊円尊の法名と阿弥陀尊影を賜りました。草庵が火災の際、尊影が不思議な現象のもとに類焼を免れたことが世に伝わり、護念山浄厳寺の廃跡を与えられ一寺を建立しました。のち光明寺の寺号が与えられました。 |
*毛利元清の家臣というお寺の縁起には年代的に少しばかり無理があるように思いますが。 |
2007年交流ウォークの時は通り過ぎただけでしたが、廿日市市観光協会の資料にお寺の由緒がありましたので今(2008年)回訪ねました。
その資料にある女性で広島県下初の私塾を開設した7世坊守・渡辺英子(えいし)ゆかりの桜の木やこの地方で最初に行われた人体解剖の碑があることも知りましたが、何処にあるかわかりませんでしたので、次の機会の探訪の楽しみに残すものになっています。 |
08.11.24裕・記編集 |