だいしんじ
大心寺

  廿日市市原に創建されている「国実山(くにざねざん)龍妙恵院(りゅうみょうけいいん)大心寺」です。
※広島新四国88ヵ所霊場第6番のお寺です。
大心寺は、高野山真言宗のお寺で、本尊は大日如来です。
縁起:(霊場会事務局発行「巡礼の手引き」を参照しました)
呉市にて、関ヶ原で敗れた石田三成(1560-1600)の子孫が三成の守護神であった摩利支天(まりしてん)を鎧櫃の中に隠し落ち延び、約四百年間御守りし続けています。
そもそも石田家は高野山奥の院大師御廟傍らに、経堂を寄進するほど真言宗と縁が深い。
この石田家に明治の初め、内山鉄平なる医者が居り浅野本家より妻を迎えました。しかし出産により亡くしこの時の体験がもとで得度出家を決意、供養の為四国、隠岐島と諸国を巡り、修行三昧のうちに生涯を終えました。
この鉄平の悲願である寺院建立を、孫にあたる内山妙恵尼が実現すべく昭和48(1973)年広島市に高野山真言宗大師教会を開設、龍妙恵院と名付けました。
その後、廿日市に昭和53(1978)年修行大師像を建立開眼。昭和58(1983)年移転し、昭和61(1986)年本山より大心寺として認可され現在に至っています。
広島ぶらり散歩「広島新四国88ヵ所霊場」編を2008年編集して以来まだ満願とはなっていません。
そこで今(2018年)回まだお参りしていない佐伯地区と安芸郡熊野町のお寺を訪ねたのです。
速谷神社からまだ山の方に建立されているこの大心寺を巡礼するのは交通の便から巡礼を後回しにしていたのです。
今(2018年)回息子運転の車で川沿いの細い道を走りやっと着いた大心寺でした。
本尊を拝見することはできずお寺の前で息子とお参りした後、帰りながら撮影しました。
高野山真言宗大心寺の寺号額の横に真言宗弘泉寺の寺号額が掲げてありましたがその意味はいまのわたしにはわかりません。
18.04.07.裕・記編集

18.03.24.撮影
広島剣廿日市市原83-15

18.03.24.撮影

18.03.24.撮影

18.03.24.撮影

18.03.24.撮影



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