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広島市佐伯区倉重に建てられている「瑞雲山(ずいうんざん)玉照院」です。
※広島新四国88ヵ所霊場第80番霊場です。 |
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玉照院は、曹洞宗のお寺で、本尊は釈迦牟尼佛です。 |
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縁起:(霊場会事務局発行「巡礼の手引き」を参照しました)
玉照院は、本寺・国泰寺〔文禄3(1594)年開基〕の塔頭で本寺門前南湘院の西隣西角にあり、往古は間鍋筋の堀田惣兵衛屋敷でした。寛永の図に明らかですが、その後、国泰寺村の源勝院東隣の勝浦多門屋敷の地にうつりました。
国泰寺第二世徹洲全宗大和尚〔慶安元(1648)年寂〕紀伊国より御供※にて、安芸国に来てしばらく玉照院に住したとありますが、これは間鍋筋の堀田惣兵衛屋敷の時代です。
しかし、昭和20(1945)年8月6日原爆の難に遭い、寺宝什物悉とく灰燼に帰しました。
平成元(1989)年の春に現在地に移築しました。 |
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※元和5(1615)年7月福島正則(1561-1624)改易で、8月浅野長晟(1586-1632)紀州より広島入城 |
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広島ぶらり散歩「広島新四国88ヵ所霊場」編を2008年編集して以来まだ満願とはなっていません。
そこで今(2018年)回まだお参りしていない佐伯地区のお寺を訪ねたのです。 |
その中の一寺の玉照院、広島市植物公園の近くとはいえわたしは地理不如意で、いままで未巡礼だったのです。今(2018年)回息子運転の車でしたので、途中の寺院案内版も見落とすことなくスムーズに連れてきてもらいました。
本尊を拝見することはできずお寺の前で息子とお参りしました。 |
18.04.08.裕・記編集 |