ほうねんじ
法念寺

  安芸郡熊野町神田に創建されている「坊主山(ぼうずざん)法念寺」です。
※広島新四国88ヵ所霊場第60番霊場です。
法念寺は、高野山真言宗のお寺で、本尊は弘法大師です。
縁起:(霊場会事務局発行「巡礼の手引き」を参照しました)
開山は芳念尼僧で、子供の頃から近所にある観音堂に手を合せ、道端の地蔵尊にお花を供えていました。
戦後、高野山に登る。入檀できない円通寺道場(真別所)の三井英光(1902-2000)大正僧に「通って来るならば」と戦後、女性第一号加行を受け護摩を焚く事を授かる。
道場の地を求めて数年、ある時広島東雲町に原爆で亡くなった方を焼去したと云う土手下の広場に縁あり、堂を建て護摩を焚き無縁仏を供養したのが始まりで「土手のお大師様」と農・漁民の信仰を集めていました。 
昭和43(1968)年に広島都市計画で立ち退きとなり現在地(熊野町)に移り大師教会として発展し熊野のお大師さんと親しまれ、平成元(1989)年に二代目覚念師によって寺院として本山より認可を受け高野山真言宗法念寺と改名。
坊主山商店街通りにあり、道行く人々も手を合せ、近所の方々も散歩がてらお詣りされる人も多く、弘法大師霊場として現在に至っています。
広島ぶらり散歩「広島新四国88ヵ所霊場」編を2008年編集して以来まだ満願とはなっていません。
そこで今(2018年)回まだお参りしていないお寺を訪ねたのです。
広島新四国88ヶ所霊場のうち熊野町に属するお寺はこのお寺だけだということと、公共交通機関としてはバスになるから後回しになっていました。
今(2018年)回息子運転の車で行きましたので、スムーズに巡礼となりました。
18.04.19.裕・記編集

18.03.24.撮影
広島県安芸郡熊野町神田18-7

18.03.24.撮影

18.03.24.撮影
額:御詠歌「安芸の国 筆の都に 立ちよれば 大師にあえる 法念の寺」

18.03.24.撮影
慈母観世音菩薩像

18.03.24.撮影

18.03.24.撮影



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