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安芸区瀬野に鎮座している「生石子神社」です。
※境内に昭和3年建立の“戦役記念碑”が建立されています。 |
祭神:大己貴神、少名彦命、生石子大明神、天児屋根命※、太玉命
勧請は不詳ですが、芸藩通志によると生石子(おいしこ)神社、中田に在り貞観九(867)年十月十三日戊寅、安芸国生石子神従五位下授けるとあるそうで、現在中倉神社の摂社となっていますが、中倉神社勧請以前はここ瀬野だけではなくこの地方の氏神様であったろうと推測できます。 |
ここには国の天然記念物であった樹齢数千年と云われた大欅があり下瀬野の大欅といわれ有名だったが、昭和三十(1955)年頃老廃したそうです。
氏子の方は通称宮島さん、生石子(おろしご)さんと称されているそうです。
境内には戰役記念碑が建立されており、裏面には日清戦争以来の戦没者氏名が刻み込まれていました。 |
(あめのこやねのみこと)
天児屋根命: |
日本神話に登場する祝詞の神、出世の神ともされる。神社の祭神としては天児屋根命とも表記され名前の「こやね」は小さな屋根(の建物)の意味で、託宣の神の居所のことと考えられる。 |
(ふとだまのみこと)
太玉命: |
日本神話に登場する占いの神、神事の神。古事記では布刀玉命、日本書紀では太玉命、古語拾遺では天太玉命(あめのふとだまのみこと)と表記する。忌部氏(後に斎部氏)の祖の一柱とされる。 |
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中倉神社(高台に位置している)から地図をみながらこの生石子神社の方向を見下ろし探してみたのです、東側すぐ下に大きな木の傍に社がありましたので訪ねてみたのです。
社殿の北隣に安芸区瀬野の避難場所に指定されている生石子(ういしこ)集会所があります。 |
06.01.22更新 05.09.22裕・記編集 |