(いつくしまじんじゃ まっしゃ) きよもりじんじゃ
(厳島神社 末社)清盛神社

  廿日市市宮島町西松原に鎮座している「清盛神社」です。
清盛神社は厳島神社の末社で、祭神は平清盛公です。
1954(昭和29)年3月に平清盛(1118-1181)没後770年を記念して創建されたものだそうです。
元文4(1739)年の大洪水で流出した土砂の処置として「熊毛の洲」に添って盛上げたのが西松原です。
寛保元(1741)年広島の商家野上屋、鉄屋(くろがねや)、三国屋、満足屋などが私財を投じ北風の荒浪を防ぎかつ客船の碇泊に便利なようにと土砂を運んで増築した(いまある三鬼灯篭のある辺りから先の方約150m築いたそうです)。
昭和20(1945)年枕崎台風による土石流で(寛保元年築いたその先が)大元神社の参道と同じ高さになり、その増築した松原の中にもと三翁神社に合祀されていた平清盛公を遷座し「末社 清盛神社」を昭和29(1954)年新築したそうです。
一間社流造り、桧皮葺、丹塗、瑞垣を廻らしています。
※解説資料は、厳島神社社務所発行「伊都岐嶋」を参考にしました。
厳島神社への参道から離れているからでしょう静かな環境の中に創建されています。
この神社を何度もみていたのに名前も知らなかったのです、貝堀に来て、この裏にある公衆便所はたびたび利用させてもらっていましたが、この神社をお参りしたのは今回がはじめてでした。
 07.11.17更新   06.02.03裕・記編集
    関連頁:(音戸大橋のたもと建立の)清盛塚

06.01.03.撮影
広島県廿日市市(旧佐伯郡)宮島町西松原

06.01.03.撮影

’06.01.03.撮影
社殿

05.11.03.撮影



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