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東区戸坂千足に建っている「嶺松山歓喜寺(れいしょうざんかんきじ)持明院」です。
※広島新四国八十八ヶ所霊場第二十四番霊場です。 |
持明院は広島県真言宗教団のお寺です。本尊は聖観世音菩薩です。
知新集によると「嶺松山歡喜寺持明院は沼田郡廣島中島木挽町にあり、文禄2(1593)年(開山の)秀榮が当院を造営しました。秀榮の俗姓・縁記などはわかりません、古くは松の坊と呼ばれていたと考えられ、元和5(1619)年の旧記に中嶋松の坊とあります。」と記してあります。
戦前までは大覚寺派に属しており、持明院の鎮守・金毘羅大権現と歓喜天は参詣者多かったそうです。
昭和20(1945)年8月6日原爆で堂宇・本尊悉く灰燼と化しました。
現在の本尊は昭和30(1955)年「永遠に安らかに」との悲願を込め広島市立高等女学校関係者が奉納された聖観世音菩薩さまです。
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広島市立高等女学校原爆慰靈碑を調べているときにこの持明院のことを知ったのです。
1967(昭和42)年現在へ移転していますが、それ以前は木挽町(現:中区中島町)に建立されていたことも碑文を読んで確かめました。持明院開山400年記念の石碑も建っていますので古くからのお寺とわかりました。
知新集などでお寺の縁起がわかりましたので2010年になりましたが追記しました。 |
10.01.07更新 06.06.14裕編集 |
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06.05.17撮影 |
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お地蔵様 高女原爆追悼碑 奉修理趣三昧者為持明院開山四百年記念本堂並壇信徒会館落慶也石碑 |
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空海(弘法大師)像 絵馬・一願地蔵尊奉納所 もやいの碑 |
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