でさきもり じんじゃ
出崎森神社
  安芸郡海田町寺迫に鎮座している「出崎森神社」です。
祭神: 宗像大神 多紀理比売命、市杵島比売命、多岐郁比売命
八幡大神 帯中津日子命、息長帯比売命、誉品陀和気命
住吉大神 底筒之男命、中筒之男命、筒上之男命
久延大神 久延毘古霊命
筑前国の宗像大社より大宮司の支族宗像久延の神託を受けて霊亀元(715)年霜月の卯日海田の包ヶ浦に村人総出の松明の火に迎えられ一祠を建立し宗像三女神を奉祀して宗像明神と称したと伝えられる。
降って永禄元(1558)年毛利氏の部将安芸中野の鳥籠城の城主阿曽沼元郷神殿を再建し社領米六十八石二斗を献じ更に宇佐八幡宮の神々を祀り深く崇敬しました。
旧本殿はその後寛保3(1743)年の再建で、旧弊拝殿は弘化元(1844)年の再建であって茅葺の大宇は壮観であった。平成4(1992)年8月18日火災により社殿を全焼し、氏子崇敬者により平成8(1996)年10月再建しました。
海田町のこの辺りは今まで来たことがありませんでした「かいた歴史のさんぽみちマップ」をみながら2006年訪ねました。
誰一人いない境内で大きな神社だなと思い、由来板を読んで1992(平成4)年焼失したという社殿をみたかったと思いました。
関連頁:「火ともし」神事について 07.02.09裕・記編集

06.05.06撮影
安芸郡海田町寺迫2-15-35

06.05.08撮影

06.05.06撮影

06.05.06撮影

06.05.06撮影
本殿、拝殿 鎌倉地頭職阿曽沼親綱与リ十五代元郷依神願永禄元(1558)年戌午歳神殿再建       昭和47(1972)年7月吉日再建立

06.05.06撮影
古いのだろ〜なと感じた狛犬 由来板、再建記録
     境内には「出崎森八幡八景」と言われる八ツの優れた景観があります。
1. 放生(ほうじょう)ひし形の池(亀・魚等の生物をお供えをする池)
2. 鏡の池(古代より玉泉と言い病気の治癒、作物によいとされる。)
3. 拝殿(永禄元(1558)年戌の年に再建されたもので、お社にはめずらしい茅葺の屋根である。)
4. ご神殿(永禄元(1558)年に1本のクスの大木で建てられたもので、安土桃山時代の建物の特徴を表している。)

5. 出崎森椎の山 (樹齢5〜6百年の椎の木がある森)
6. 千年榊の木 (現存する榊の木は、寛政年間に植えられたものである。
7. 宗像八幡城(拝殿裏の小高い丘で、眼下の眺めはすばらしい)
8. お旅所(たびどころ)の落日(太陽が西に沈む時にお祭りをしたところから言われる。)



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