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西区三滝山に創建されている「龍泉山(りゅうせんざん)三瀧寺」です。
※広島新四国八十八ヶ所霊場第十五番霊場です。 |
三瀧寺は、三滝山の中腹にある高野山真言宗のお寺で、本尊は聖観世音菩薩さまです。
中国三十三観音霊場(岡山県・広島県・山口県・島根県・鳥取県に点在する33ヶ所の観音霊場)第十三番霊場です。
806(大同元)年唐から帰った弘法大師が、809(大同4)年当地に巡錫され、霊地と定め、梵字一字を石に刻み岩の中に安置したのが三瀧観音堂だと伝えられています。
観音本堂の建立年代は不明、銀山城主武田刑部大輔源信守(鎌倉の人)が本堂を修築した記録が残っています。
江戸時代には龍泉寺とも称していたそうです。
その後、1868(明治初)年明禅僧正によって方形瓦葺に改築されましたが、大正年間(1912-1926)に再三水害に見舞われ、また、1945(昭和20)年8月6日原爆爆風により屋根や建具など破損、建物は半壊しましたが応急修理でしのいでいたそうです。
1968(昭和43)年に浅野清博士設計監督により檜造、寄棟瓦葺で再建されました。 |
資料は三瀧寺発行「安藝之國三瀧観音参詣案内圖」他を参考にしました |
三滝観音は中国三十三観音の第十三番札所でもあり、桜や紅葉の名所でもあります。 |
三滝地区には多くの原爆関連の慰霊碑や句碑、歌碑などが建立されていますので何度か訪れているのですが、撮影したのは一部でしかないのです、まだまだ訪れ探したと思っているのです。 |
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18.11.18.更新 07.05.23.裕・記編集 |
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