妙頂寺

  中区十日市町に建てられている「経王山壽福院・妙頂寺」です。
知新集などによると、
『経王山壽福院・妙頂寺は日蓮宗(もともとは法華宗一致派※)のお寺です。
往古高田郡吉田村(現在の安芸高田市)にあり日遊という僧の開基と過去帳に見えますが度々の火災で旧記が焼失して詳しくはわかりません。天文20(1551)年ころこの地に移ったと伝えられているが詳細はわからない。慶長15(1610)年の諸記には寺号は妙長寺と記されています。』
とあります。
(ほっけしゅう)
法華宗:
「法華経」をよりどころとする宗派の意。日蓮宗(日蓮法華宗)の別名。
また、日蓮宗内の教派名。本門流・真門流・陣門流の三流派がある。
(いっちは)
一致派:
「法華経の後半の本門と前半の迹門(しやくもん)の説く理は一致していると主張するところから」日蓮宗の一派。開祖は日朗。総本山は身延山久遠寺。日朗派。朗門派。平法華(ひらぼつけ)。現在、宗派名を単に「日蓮宗」と称するのは一致派。
資料をみていると灯篭、墓石が被爆した構築物として記載がありました。
爆心地から≒650m   (被爆当時町名:左官町)
昨(2006)年8月交流ウォークで(わたしははじめて)訪ねましたが、被爆した構築物があると知り、後に撮影に行ったのです。現在の本堂前に設置されている灯篭をみると昭和13(1938)年と刻まれていました。
2011年交流ウォークの時に本堂内部を撮影させていただきましたので、追記しました。
12.09.19.追記   07.08.02裕・記編集

07.01.07.撮影
日蓮宗妙頂寺 広島市中区十日市町1-5-27

07.01.07.撮影
本堂

11.08.06.撮影
本堂内
被爆した石燈籠

07.01.07.撮影

07.01.07.撮影

07.01.07.撮影
石燈籠 昭和十三(1938)年九月吉日



「広島の神社寺院」編


被爆した建物・構築物」編



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経王山壽福院妙頂寺
(境内社)経王大菩薩社


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