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佐伯区海老山町に鎮座している「塩屋神社」です。 |
祭神:
相殿神: |
猿田彦神(さるたひこのかみ)
塩土老翁神(しおつちのおじのかみ)、湯蓋道空命・湯葢道昌命* |
由緒: |
本社は創建不詳と雖も遠く平安時代、此の地に海上守護の神として鎮座※
霊験あらたかなる神徳に導かれ、以て今日の地域発展の基礎を築く。寿永年中(1182-1184)源氏の一行が西下の時、本社を遥かに塩屋大明神を拝み奉ったと伝わる。 |
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神 徳: |
猿田彦神は天孫降臨の時、天の八衢(やちまた)に待ち迎えた神です、古来事始めに災害を祓い万事最も善い方への導きの神として徳高く、塩土老翁神と共に救いの手を差し伸べられる。陸海空守護神である。 |
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延享3(1746)年社殿修復の際に海老山の木の間から見つかった湯蓋(道空・道昌)夫妻の木像を相殿として祀っています。 |
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海老山(かいろうやま)附近の塩田について |
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広島藩は、江戸初期に海老山の西一帯に塩田を開きました。
1881(明治14)年五日市村と海老塩村が合併して五海市村になりました。
1911(明治44)年海老塩浜の塩づくりが止められるまで塩がつくられました。
1911(明治44)年10月1日五海市村が村名改称の上、町制施行で五日市町となりました。 |
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塩屋神社平成の大改修 鎮座1,400年記念事業 平成28(2016)年2月~7月 ※2016-1400=616(推古24)年 |
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塩屋神社は、江戸初期に開設された海老塩浜の鎮守社で、厳島神社の末社として、また五日市八幡神社の御旅所ともなり、五日市の港は繁栄したそうです。
2007年¥交流ウォーク探検隊で訪ねましたので、参拝し撮影しこの頁を編集しました。 |
2010年にも参拝し撮影していました。 |
2016年佐伯区五日市港のコベルト建機に移設されている「油谷重工国民義勇隊慰霊碑」をJR五日市駅から歩いていっている途中塩屋神社の方をみて周りが変わってきているな~と思いました。
2007年当時あった石鳥居がなくなっていました。
神社は平成の大改修と云うことで、社殿北側の会館建物が解体され(北側の境内が狭くなり)道路が整備されるようです。2010年撮影の画像も加え、この頁を再編集しました。 |
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広島県神社誌には、創建は不詳とあり、平安時代であろうとしているのです。それが一挙に神話時代近くまでさかのぼる鎮座の時代を示す平和の大改修お知らせ板をみて(わたしは)驚き、見直したのです。
寄付金を集める為に古い鎮座の神社と云うことからかもしれませんが、(神話のように)神社鎮座年を語ればいいというものではないとわたしは思うからあえて取り上げました。 |
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16.07.06.再編集 07.07.11裕・記編集 |