あまず
天水
地蔵尊
  東区牛田新町に祀られている「天水の地蔵尊」です。
伝承: 太田川が目の前にあり、そこで水難にあったり自殺した人を供養するために建てられました。地蔵尊には天保、弘化などの名があります。大正時代ころまでは地蔵尊は一体でしたが、増減しいまは六体になっています。現在の祠は相和初期に建立されました。悪い人が動かそうとしてもびくともせず動かないと伝えられています。
信仰理由: 水難除け、怪我をしない。お嫁さんがその家に腰を据える(結婚の時にその家に運ばれ、嫁が居つくようにとの慣習による)。字天水の守り神。
このお地蔵様鎮座の由来はわたしには分かりませんが、根際に太田川が流れていますので、この地がしばしば洪水などに見舞われていたことへの祈りをささげたのではないのだろうかと推測したのです?
今(2008)年になって広島市教育委員会発行「民間信仰調査報告」を見ていたらこの地蔵尊のことが紹介されていましたので参考にし追記しました。
08.08.31更新    07.09.05裕・記編集

07.02.21撮影
広島市東区牛田新町4-3附近

07.02.13撮影
頌徳碑 と (天水)地蔵尊

07.02.13撮影



広島の神社仏閣」編



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天水の地蔵尊
桑本善太郎・牛尾孟 頌徳碑


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