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| 広島市中区基町の広島市立中央図書館前に設置されている北村西望作「聖観世音菩薩像」です。 |
| この聖観世音菩薩像は、恒久平和を祈念し彫塑芸術の向上をめざす平和の美術品として、文化勲章受賞者で日本芸術院会員の故北村西望先生により制作され、昭和53(1978)年5月5日設置されたものです。 |
| 広島市 |
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住
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| 北村西望 (きたむらせいぼう：1884-1987) |
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彫刻家、長崎県生まれ。1907（明治40）年京都市立美術工芸学校彫刻科を卒業。
翌（1908）年第2回文展に初入選。さらに東京美術学校彫刻科に学び、1912年に卒業、1915（大正4）年第9回文展で『怒濤』が二等賞、第10回文展で『晩鐘』が特選。
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1919〜 |
帝展審査員 |
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1921〜1944 |
東京美術学校教授 |
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1925 |
帝国美術院会員となり、官展系彫刻に指導的な役割を果たした。 |
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1958（昭和33）年 |
文化勲章授賞。日本彫塑会名誉会長を務める |
| ＊ |
1958（昭和33）年8月8日除幕の『(長崎)平和祈念像』は有名。 |
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2001年撮影してこの頁を編集しました。台座の作品銘板まわりの白華が目立っていました。
2005年12月にクリーニングされたと報道で知りましたので、2006年3月撮影に行きました。 |
| 2015年久しぶりに撮影しましたので、この頁を再編集しました。 |
| ※ |
新聞報道やローカルニュースを見聞きしていると。
『広島市は老朽化が著しい市立中央図書館について、JR広島駅前のエールエールA館の8階から10階までの3つのフロアに移転させる「広島市立中央図書館等再整備基本計画」を2022年に公開しました。
2022年3月市議会で移転計画を可決し、計画が進みだしました。
中央図書館、映像文化ライブラリー、こども図書館をA館に全て移転する方針でしたが、市民の反対意見などを踏まえ、2022年9月にこども図書館のみ現在地に残す方針に転じたようです。移転後の中央図書館は2026年春に開館する予定です。』のことのようです。 |
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移転後の跡地についてはまだ決まっていないようですが、この聖観音菩薩像の成り行きにも注意が必要だなと思う事態ですので、2023年8月久しぶりに中央図書館に行きましたので、撮影しました。 |
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| 23.09.01.更新 15.05.03.再編集 01.10.20裕・編集 |
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01.10.15. 撮影 |
| 広島市中区基町3-1 広島市立中央図書館併設映像文化ライブラリー前 |
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01.10.15.撮影 |
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01.10.15.撮影 |
06.03.17.撮影 |
| 白華が目立っていました |
2005年12月に清掃されきれいになった台座 |
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06.03.17.撮影 |
| 2005年12月にクリーニングされた菩薩さま アルミ製の像だとよくわかります |
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15.03.26.撮影 |
15.03.26.撮影 |
| （リーガロイヤルホテルがみえます） |
（NTT基町ビルがみえます） |
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15.03.26.撮影 |
| 2015年みた時、再び白華ではなたれていました |
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15.03.26.撮影 |
15.03.26.撮影 |
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15.03.26.撮影 |
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23.08.27.撮影 |
| (正面・南側からみました) |
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23.08.27.撮影 |
| 〔台座には白華現象がみられます〕 |
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23.08.27.撮影 |
23.08.27.撮影 |
| (≒北東からみました) |
(≒北西からみました) |
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23.08.27.撮影 |
| (≒北側からみました) |
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23.08.27.撮影 |
| 〔台座裏側にも白華現象がみられます〕 |
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ちょうそ
彫塑 |
1)彫刻。狭義には、塑像をいう。
2)塑像を作ること |
そぞう
塑像 |
粘土・油土・蝋などを肉付けして造った像。銅像などの原型としても造られる。 |
しょうかんぜおん
聖観世音 |
七観音・六観音の一。本来の姿の観音。
宝冠に阿弥陀の化仏(けぶつ)をつけ、左手に蓮華を持つ姿などに表す。聖観音。 |
かんぜおんぼさつ
観世音菩薩 |
「観音経(かんのんぎよう)」などで説かれる菩薩。この名称は鳩摩羅什(くまらじゆう)の旧訳で、玄奘の新訳では観自在菩薩。
救いを求めている人々を大慈大悲（だいじだいひ）でもって直ちに救済するという菩薩。
“観世音”は「世の音を観る」ことから人々の声や願い事を良く見抜かれるという意味だそうです。
慈悲の無限なことに応じた多様な姿で説かれるので、聖観音の他千手・十一面・如意輪（にょいりん）など、その姿によって多くの名がある。アパローキテーシュパラ。 |
ろくかんのん
六観音 |
六道の衆生(しゆじよう)を済度する六体の観音。
摩訶止観は大悲・大慈・師子無畏・大光普照・天人丈夫・大梵深遠をあげる。
密教では聖観音・千手・馬頭・十一面・准胝(じゆんでい)（または不空羂索）・如意輪をあげる。 |
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