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東広島市西条栄町の中央公園に1987(昭和62)年建立された「(賀北部隊)原爆被災者救援之碑」です。 |
正面: |
賀北部隊 原爆被災者救援之碑 |
裏面: |
昭和二十(1945)年八月六日朝、広島市ニ原爆投下。即日部隊召集。西農北寮集結。翌七日早朝ヨリ順次広島入市。爆心地ヨリ数百米内ニ城内及周辺被災者救援ニ当タル。時正ニ炎熱酷暑ノ下、負傷者ノ収容、遺体ノ処理作業週余ニ亘ル。惨状凄絶ノ限リ部隊ノ活動目覚マシク、疲労困憊ノ極ニ達ス。
昭和六十二(1987)年八月七日 賀北部隊有志建之 |
側面: |
隊員有志氏名 11名+72名。 84名。 (両側面に計167名のお名前が刻んであります) |
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賀茂郡北部防衛隊(通称:賀北部隊)は被爆当日急遽、軍指令で組織された救援部隊で17〜22歳約250名の賀茂郡北部の住民だったそうです。
部隊は8月7日から12日(6日間)負傷者の救援や遺体の火葬に従事したそうで、隊員の方々は入市被爆者です。 |
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わたしは2000年頃から原爆関連の慰霊碑を巡りだしていました。
資料をみて、西条にも関連の碑が建立されている事を知り、2004年撮影しこの頁を編集しました。 |
この頁を編集してからもここ西条に来たことはあってもこの碑を撮影することはなかったので、2015年久しぶりに撮影しました。
JR西条駅は橋上駅となり、駅前も整備されここ(西条)中央公園周りは、市役所が建替えられるなど劇的に変化しています。この碑は西条の発展を見守っているかのように(わたしは)思いながら撮影しました。
掲載の画像も見直し、この頁を再編集しました。 |
15.12.22.再編集 04.11.18裕・編集 |