(新設された)河島橋

  安芸区上瀬野町の瀬野川に新しく架橋された「河島橋(こうしまはし)」を取り上げました。
※旧河島橋は、2径間のコンクリート橋でしたが、2018年7月6日西日本豪雨で橋台を残し完全に流失しました。
※新しく1径間のプレビーム合成桁橋として新しく架橋され2022年7月末には開通していました。
 〔竣工板には令和4(2022)年8月となっていますのでそれよりも早く開通していました〕
     河島橋
    2022年2月
     広島市
   道示(2017)A活荷重
使用鋼材:SM490Y・SM400・SS400・S10T
設計:いであ株式会社 〔本社東京:中国支店〕
製作:川田工業株式会社 〔東京本社:広島営業所〕
施工:大政建設株式会社 〔東区〕
安芸区上瀬野町の瀬野川に架かる河島橋は、2号線から旧道(旧西国街道)へ入る2径間の橋でしたが橋台を残して橋脚、橋自体は流失してしまいました。
工事概要図がありみると、両岸の橋台は新しくなり、橋は1径間(つまり橋脚なし)になりました。
また、橋をレベルに架橋する為に、旧西国街道側が盛土になり、そして交通量が多い国道2号側の橋付近の擁壁工事などで工期が長くかかり災害後4年にして以前の華奢な橋から立派な橋梁が架橋されていました。
2021年8月開通した塚地橋と設計者はちがうものの、橋の形式は、橋桁の背を低くして、洪水時流れる大量水量に対応しようと“プレビーム合成桁橋”が採用されたようでした。
西日本豪雨時どれほどの水量になったかわたしにはわかりませんが、橋脚がないとはいえ増水に対処できるのだろうかとの少々の不安をもった(橋梁に関する専門外である)建築屋だったわたしでした。
昨年2021年12月19日にみたとき、橋本体は架橋されていましたが、手摺(欄干)工事、橋台周りの河川擁壁などの残工事があるような状態でした。
今年2022年になりなかなか行く機会がなかったのですが、7月末になって息子が休みでやってきましたので、橋も開通しているであろうから撮影に連れて行ってくれと頼み連れてきてもらい撮影したのです。
今回一番の驚きは、
ここ旧河島橋を2006年撮影以来、“かわしまはし”と思ってそう呼んでいましたが、新しく橋銘板が取り付けられておりそれには「こうしまはし」とあり、十数年間違った橋名で呼んでいたことが分かったことでした。そして、撮影にも付き合ってくれていた仏壇の妻にも報告したのです。
     22.08.01.裕・記編集

22.07.30..撮影
広島市安芸区上瀬野町の瀬野川に架かる(新しい)河島橋工事看板

22.07.30..撮影
旧西国街道側から国道2号側をみました

22.07.30..撮影

22.07.30..撮影
瀬野川 河島橋

22.07.30..撮影

22.07.30..撮影
 
 こうしまはし 令和4年8月(2022年8月) 

22.07.30..撮影
 左岸(国道2号)側・上流側からみました

22.07.30..撮影
国道2号側から 旧西国街道側をみました

22.07.30..撮影

22.07.30..撮影
 左岸(国道2号)側・下流側からみました

22.07.30..撮影
 


22.07.30..撮影
 下流側からみました

22.07.30..撮影
 見上げて橋桁をみました

22.07.30..撮影
 橋台部分の納まりをみました



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