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今(2009)年8月6日通称・平和記念式典の折りたたみ椅子に座って聞いていた平和宣言、秋葉市長は『・・・オバマ大統領を支持し、核兵器廃絶のために活動する責任があります。この点を強調するため、世界の多数派である私たち自身を「オバマジョリティー」と呼び、力を合せて2020年までに核兵器の廃絶を実現しようと世界に呼び掛けます。・・・』と述べていました。核兵器廃絶運動の足を引っ張ることを良しとはしませんが、わたしは「オバマジョリティー」ではないと直観的に思いました、確かに核兵器廃絶には核大国・米国の動向に大きく左右されることはわたしごときが云わなくてもみなさんが分かっておられることでしょうが、成りたての米国大統領に対してもろ手を挙げて平和宣言で云うことかなと思いもしました。 |
今年の(通称)平和式典で『ミゲル・デスコト・ブロックマン第63回国連総会議長あいさつ』を読んだときこの挨拶文の内容に通り一遍のあいさつではない文章に通称・平和記念式典の意義深さをしみじみ思いました。
それは、『ローマ・カトリック教会の神父及びナザレのイエスの弟子として、宿命的なB29エノラ・ゲイ号の故ポール・ティベッツ機長が我々の教会の信者であったという事実に対し、私は心の底から日本の兄弟・姉妹の許しを請いたいと思います。』と述べていたことです。
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8月12日総選挙で政権交代が実現しました、民主党の核兵器廃絶への政策をみなくてはならないと思い、なかなかこの頁がまとまらないうちに10月9日オバマ米国大統領のノーベル平和賞受賞のニュースに接することになり、ますますわたしの鈍重な思考能力ではまとめようがなくなってしまっているうちに、10月11日秋葉市長、長崎・田上市長と共に2020年夏季オリンピックをの開催構想を発表しました。 |
現在の政府は、普天間問題の処理で汲々として、世界に核兵器廃絶を訴える力があるのかなと危惧するような状況で、ノーベル賞を受賞したオバマ大統領国内の支持率低下で上院でのCTBT批准の目途が立たないようにききますし、平和の祭典・夏季オリンピック広島長崎共催は無理と云われ、1兆円になんなんとする借金がある100万都市広島では単独開催は無理だろうと面と向かって云われる。 |
単なる広島市民のわたしがそれぞれの問題解決ができるわけでもないのに、この頁の更新が年を越してしまいました。
核兵器廃絶の道のりが遠く困難なことではあろうとも、個人個人の平和を願う心が原点であることを忘れないことが大切で、平和市長会議(2009年12月1日現在:世界134カ国・地域3,396都市が賛同)が世界の都市の多数を占めるようになることを願いながら、わたしにできることは何かなと考えながら足元を見つめていこうという事で、一応のまとめの編集としました。 |
10.02.01追記 09.08.11裕・記編集 |