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中区中島町の平和記念公園に植樹されている「タイサンボク」です。 |
平和記念公園のタイサンボクは、大きく分けて平和記念資料館・東館北側の緑地帯と国際会議場北側の緑地帯に植えられています。6月になると乳白色の大きな花を見ることができます。 |
泰山木 (タイサンボク:大山木) |
モクレン科モクレン属の常緑高木。北アメリカ南部原産。
大きいものは高さ20m以上になる。樹皮は暗褐色で小枝は太く、大きな葉を密につける。葉は互生し、長楕円形または長倒卵形で長さ10〜20cm、縁に鋸歯(きょし)はなく革質で厚い。葉表は濃緑色で光沢があり、葉裏は鉄さび色の軟毛を密生する。
5〜6月、枝先にホオノキの花に似た、洋杯形で大きな白色花を開く。花径10〜15cm、芳香がある。花弁は六枚、ときに9〜12枚、広倒卵形でやや厚くて大きい。萼片(がくへん)は花弁状で三枚。本種は被子植物のなかでは原始的といわれるもので、花の中心の花軸上に多数の雌しべがつき、雄しべも多数あり、円錐状になる。
日本には明治初年に渡来した。 |
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2003年「平和記念公園の草木たち」編を編集するときにタイサンボクもみましたので、撮影しました。
最初平和記念資料館北側の民放の森のタイサンボクに気が付きました。後に、国際会議場北側の緑地帯にもタイサンボクが植えられていることを知りました。 |
PCを壊したときに「平和記念公園の草木たち」に関する画像を失いましたので、2014年になりましたが、被爆したアオギリを見た後、タイサンボクの花が咲いていましたので撮影しました。 |
14.06.27.更新 03.06.07裕・編集 |