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中区中島町の平和記念公園の原爆供養塔前に植樹されている「サカキ」です。
※2019年から平和記念公園に寄付された樹木に広島市が「語り継ぐ平和の緑」という標識を取り付けています。
(東側)のオガタマノキにも取り付けられ、オガタマノキほかとあり、その他がここで取り上げたサカキです。 |
(榊)
サカキ:
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サカキは、サカキ科(ツバキ科)サカキ属の常緑樹で、学名はCleyera japonicaです。
つややかで厚みのある葉は互生し、縁には鋸歯(きょし)がなく表も裏も無毛で長さが8cm前後と大ぶりです。
花は直径1.5cmほどの小さな白花で6月から7月に開花し、11月から12月には果実が熟して黒色になります。芽吹きがよく刈り込みにも耐えるため玉仕立てや生け垣にも適しています。また耐陰性が強いため日当たりの悪い場所への植栽にも適しています。暑さには強いのですが寒さにやや弱く、-9℃を下回る場所では屋外での栽培が困難です。 葉のついた枝は玉串(たまぐし)として神事に用いられます。
ちなみに漢字一文字で表される名前の「榊(さかき)」は日本でつくられた漢字で国字の一つです。 |
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語り継ぐ平和の緑 台帳番号C-81ほか
国内外からの寄付樹木
樹種:オガタマノキ(Michelia compressa)、サカキ(Cleyera japonica)
寄付者:広島戦災供養会
寄付年:昭和37(1962)年
寄付の経緯:
広島戦災供養会により植えられた樹木です。
市の資料に「饒津神社より」との記述がありますが詳細は不明です。 |
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平和記念公園・原爆供養塔前のオガタマノキは2005年頁を編集していましたが、このサカキを見逃していました。
2019年に「語り継ぐ平和の緑」という標識が広島市によってオガタマノキに取り付けられ、その資料で、このサカキも植樹されていることを今頃になり知りましたのでこの頁を編集しました。 |
20.02.17.裕・記編集 |