(解体された被爆建物)旧・住友銀行東松原支店

 2012年7月広島駅南口Bブロック地区事業計画変更が認可となり、11月から解体工事に着手したと広島市都市整備局 都市機能調整部の資料で知りました。
年を越した2013年1月12日広島に出ましたので、この旧住友銀行松原支店の建物の根際まで解体工事が進んでいました。4月5日に猿猴川岸の桜をみにいった時にこの建物方向をみると既に解体されていました。
爆心地より≒1890m。   (被爆当時も猿候橋町)
1959(昭和34)年住友銀行が移転した跡を衣料問屋・十和が取得、
1970(昭和45)年谷口織物(現・谷口株式会社)が取得し出入口を正面に取ってそれまでの入口(東側)を塞ぎ、吹抜けを利用して中2階とし、屋上も増築していると聞きます。
戦後の雰囲気を今に残していた広島駅前Bブロックの市街地再開発計画がいよいよはじまったと新聞などの報道で知りました。この谷口織物(谷口株式会社)になった被爆建物も解体される事になるなと思ったのです。
2013年1月には建物近くの方から解体工事が始まっていました、4月には既に解体工事が終わっていました。
報道では、再開発ビルの中に何らかの形で、被爆した旧・住友銀行東松原支店の一部を展示するとの事のようでしたが、再開発ビルは2016(平成28)年度竣工予定と聞いていますので、その時みなくてはどうなるかは分からないと(わたしは)思っていますが。
 13.07.21.更新   13.07.17.裕・記編集

13.01.12.撮影
広島市南区猿猴橋町3-7   

13.01.12.撮影
手前の商店街のほうから解体がはじまっていました

13.01.12.撮影
いよいよ解体される旧・住友銀行東松原支店

13.02.14.撮影
2月には被爆した旧・住友銀行東松原支店を解体するための足場が組み立てられていました

13.02.14.撮影
猿猴橋南詰方向から(解体足場が組み立てられたところを)みました

13.04.05.撮影
4月には既に被爆した旧・住友銀行東松原支店は解体されていました

13.04.05.撮影

13.04.05.撮影

13.04.05.撮影
猿猴橋南詰方向から(既に解体された建物があった方向を)みました



被爆した建物・構築物」編



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(被爆した)旧住友銀行東松原支店
解体された旧住友銀行東松原支店


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