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中区国泰寺町の広島市役所庁舎前庭で試みられた「稲作の展示2012年」です。
＊2011年4月誕生した松井新市長、秋葉旧市長の施策だったからでしょう、この年で廃止してしまいました。 |
稲作の展示
食の不安、食生活の乱れなど「食」をめぐる様々な問題が顕在化しています。こうしたなか、本（広島）市では、地産地消や自給自足をテーマとする農業振興、食を通じて健やかな身体と豊かな心を育む食育を推進しています。この稲作展示は、広く市民の方に「食」と「農」について関心を持っていただくことを目的として（2008年）実施しました。 |
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| 目的 |
農地の少ない市街地において、稲や麦の栽培を行い、（広島市役所）来庁者に展示することによって、市民の農業への理解を深めてもらう。
また、日ごろ、農業にふれることのない子どもやその保護者に、栽培から調理、試食まで一連の体験をさせることにより、食と農の理解の促進を図る。 |
| 日 時 |
平成24（2012）年6月22日（金）11:00〜12:00 |
| 参加者 |
広島市：（松井）市長ほか5名
農業委員会：農業委員会会長ほか13名
体験者：吉島幼稚園児98名（年長）とその保護者 |
| 水田形体 |
大きさ：4m×4m×2区画 |
| その他 |
平成22（2010）年度から市内全区での農作物栽培展示を行うとともに、毎年１校づつ小学校校庭へ田んぼ設営を援助している。
また、より効果的な啓発を進めるため、人通りが多く市民へのPR効果の高い民間施設へも協力をお願いしている。 |
| ※ |
本庁舎前水田での稲作展示は、平成20年度から開催し、今年度で5回目になる。
この展示水田は、今年度で終了する。 |
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＊広島市役所の公開資料を参照しました。下画像は、稲作展示前にあった説明板を撮影したものです。 |
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| 市役所での稲作展示にかかる稲刈り体験の開催について |
| 目的 |
農地の少ない市街地において、稲や麦の栽培を行い、（広島市役所）来庁者に展示することによって、市民の農業への理解を深めてもらう。
また、日ごろ、農業にふれることのない子どもやその保護者に、栽培から調理、試食まで一連の体験をさせることにより、食と農の理解の促進を図る。 |
| 日 時 |
平成24年（2012）年10月11日（木）11:00〜12:00 |
| 参加者 |
広 島 市：松井市長、経済観光局長ほか
農業委員会：農業委員会会長ほか約１５名
体 験 者：吉島幼稚園児98名（年長）とその保護者 |
| 水田形体 |
大きさ：4m×4m×2区画 |
| 内 容 |
本庁舎西玄関前広場にある田んぼで、幼稚園児が稲（ココノエモチ）の刈り取りとはぜ干しによる乾燥の体験を行う。
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| ※ |
本庁舎前水田での稲作展示は、平成20年度から開催し、今年度で5回目になる。
この展示水田は、今年度で終了する。 |
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＊広島市役所の公開資料を参照しました |
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（はさ）
稲架： |
挟(はさ)む、の意。「はざ」とも云う。
竹や木を組んだ、刈った稲を掛けて乾かす設備。稲掛け。季語、秋。 |
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“はぜ干し”という言葉は、よく聞きますがどういう漢字を当てるのだろうかと（日本語にも疎いわたしは）思ったのです。辞書を引きましたが、“はぜ干し”ではありませんでした。
調べていくうちに「稲架」という言葉にたどり着きました。“はざ干し”から来たのだろうと思っているところですが、この歳になって恥ずかしながら知ることの楽しさを思っています。 |
| 今（2012）年10月22日、広島赤十字病院での定期検査の後市役所の外壁壁面緑化がどうなのかとみるので立ち寄った時に、この稲作展示が今年で終わるということを報道で知っていましたので、まだ残っていたらみたいと思ったのです。庁舎正面に回ると、稲刈りした稲を、はぜ干ししていましたので撮影しました。 |
2011年4月に当選した松井一実新市長は独自の色を出したいと思ったのでしょう、今（2012）年は幼稚園児と共に6月に田植えをし、10月稲刈りをしたそうですが、来（2013）年度はこの（市役所前での）稲作展示を早々に止めることを決定したようです。
報道によると、展示中止の理由としていまの水田施設の劣化などを挙げていましたが、それもあるでしょうが、独自色を出したいと現市長が前市長がはじめた施策を見直した事が大きかったのではと（わたしは勝手に）思っています。
“地産地消”は誰が市長になっても推進していかなくてはならない施策と（わたしは）思っていますが、やめるだけではダメでそれに代わる何がしかの行動が必要なのではないのでしょうか。
現松井市長の議論を尽くしてという待ちの姿勢だけではいけないときもあるのではないのかと、苦言を呈したいと（わたしは）思っているので今年で終わるこの稲作展示を取り上げました。 |
| 12.11.26.裕・記編集 |
