松原山 薬師寺

  安佐南区古市に創建されている「松原山(まつばらざん)薬師寺」です。
※広島新四国八十八ヶ所霊場第十八番霊場です。
松原山・薬師寺は、高野山真言宗で、本尊は薬師如来(享保年間の作とされる)です。
「古市のお薬師さん」と呼ばれている松原山薬師寺の開創の歴史は浅く、1920(大正9)年山陰・島根県の一畑薬師より本尊を迎えたことにはじまりります。
山号は、神武天皇東征の時安芸国に立ち寄られ、神々の集合された地を天安河原(古市)といい近くに帆立(来船の地名)もありこの地より渡海されたと察せられ一帯を海辺を松原と称し、今日に至っている事から松原山とつけられています。
ここ古市は、明治から大正にかけて麻つくりが盛んな処でありました。その頃、川で水仕事を行う女性たちの手は荒れ工場で使う灰のアクや炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)などの化学薬品で眼を患う人が多く、その治癒を祈願するためにこの薬師寺が建立されたとも云われています。
安佐南区区政振興課発行「あさみなみ散策マップ:古市ルート」を参考にこの地区を散策したのです。
マップに記述がありましたので立ち寄りました。わたしは「広島新四国八十八ヶ所霊場」巡りをしているのに、ここ薬師寺が広島新四国八十八ヶ所霊場第十八番のお寺であることを、お寺をお参りしようと訪ねてはじめて知るという迂闊さでした。
 10.08.26裕・記編集

10.03.26撮影
広島市安佐南区古市1-10-12

10.03.26撮影

09.12.12撮影

10.03.26撮影

09.12.12撮影



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