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安佐南区八木に建てられている「柏渓山 浄楽寺」です。 |
浄楽寺は、浄土真宗本願寺派のお寺で、八木の柏谷にあることから山号を柏渓山と称しています。
元和5(1619)年僧・順超の開基です。順超は、正明坊の出で、正明坊はもと中深川村(現・高陽町)にあったといい、芸藩通志によると中深川村明光寺境内に薬師堂がありこれがもと牛尾山正明院とよんでいたとありこの事でしょう。
現在の本堂は、明治11(1878)年から四年かけて可部の福王寺から移築したものでその経費は3,043円46銭5厘という記録があるそうです。なお、本堂の前に昭和61(1986)年秋本堂を修復した記念として鬼瓦のモニュメントが建立されています。 |
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(みえいorごえい)
鏡の御影: |
絵画上の用語。円窓を描き、その中に表わした神仏の影像。
京都西本願寺に伝わる親鸞上人の肖像画の一つ。専阿彌陀仏(生没年未詳)によって上人の存命中に描かれたものといわれる。鎌倉似絵の貴重な遺品。 |
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安佐南区役所 市民部 区政振興課あさみなみ散策マップ 八木山の端ルートを参考に(わたしは)はじめてぶらり散歩し、ここ浄楽寺を訪ねました。本堂前に親鸞聖人の像に「鏡の御影」と刻まれたプレートが取り付けられていました。 |
12.03.09裕・記編集 |