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安佐南区八木(やぎ)の広島県営緑丘住宅の一角に施工されている「(県営緑ヶ丘住宅・小原山地区)原風景壁画」です。
※慰霊碑横壁面(土砂流入防止壁一部壁面)に1cm×1cmモザイクタイルの壁画です。
※広島土砂災害でこの地区で亡くなった方々への慰霊とこの地域の復興を願って企画されたそうです。 |
原画: |
大嵜 樹里 |
企画: |
高校生災害後復興支援ボランティア派遣隊 |
材料: |
名古屋モザイクタイル工業(株) |
寄贈: |
グリーンコープ生活協同組合ひろしま |
施工: |
平成27 (2015)年8月15日 |
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2015年8月中國新聞記事「早い復興、壁画に願い高校生がタイルで被災前風景描く」によると
『広島土砂災害の被災者を支援している「高校生災害復興支援ボランティア派遣隊」が、被害の大きかった安佐南区八木3丁目の県営緑丘住宅5号棟の土砂流入防止壁にタイルでモザイク画を作った。被災前の住宅周辺の風景を再現。2015年8月16日にお披露目される。
モザイク画は、縦1.8m×横6.3m。青や緑の1cm四方のタイル計約71,400枚を使い、緑豊かな山裾に立つ緑丘住宅とその周辺の町並みを浮かび上がらせている。
活動に携わるアルバイト大嵜樹里さん(19;廿日市市在住)がデザインした。
派遣隊が、被災者の思い出が詰まった風景に早く戻ってほしいとの願いを込めて企画。今(8)月上旬には、メンバーたち11人が、あらかじめ分割制作した124枚の壁画を1枚ずつ接着剤で貼った。作業にあたったメンバー酒居巧さん(22;東区在住)は「壁画が被災者の励みになってほしい。きれいな町が復興し、住民が戻ってくれるとうれしい」と願った。』という内容でした。 |
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ここ県営緑丘住宅にも慰霊碑が建立されていることは、TVニュース、新聞報道で知っていましたが訪ねることもなかったのです。2021年になりましたが、コロナ禍の中でしたが、息子運転の車で訪ねました。
慰霊碑の前で頭を垂れたのです。その後慰霊碑を撮影している時にここで取り上げたタイル壁画に気が付きました。みると今とは違うように感じた県営緑丘住宅の風景のようでしたので、土砂災害で亡くなった方々への慰霊がこめられた作品だなと思いました。
緑ヶ丘住宅小原地区広島市8・20豪雨災害慰霊碑は別頁で編集しています。
また、工事用仮囲に貼りだされていた広島土砂災害復興工事関連パネルは、災害復興工事がよくわかると思ったので別頁で編集することにしました。 |
21.05.09.裕・記編集 |