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廿日市市宮島に配備されている新しい救助艇「ビーグル号」を取り上げました。
*2023年2月宮島に行った時に、新しく就航している(救助艇)ビーグル号をみましたので撮影しました。
※2018(平成30)年1月中旬に前のビーグル号が退役したことを中國新聞報道で知りました。 |
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"広報はつかいち”2018年2月号に次のような記事がありました。
『救急救助艇の更新 より迅速な救助が可能に
宮島消防署の救急救助艇が新しくなり、2018年2月1日(木)から運用が開始されます。
この船は旧艇から「ビーグル号」の船名を受け継ぎ、市管内海域の救助活動や夜間の宮島での救急救助にも対応します。
環境に優しいエンジンを搭載したことで、船室の騒音と振動が改善され、傷病者の処置をするスペースが広くなりました。同署の宮原(みやはら)署長は「より迅速な活動ができるようになり、さまざまな場面で活躍の場が広がる」と期待を込めました。』 |
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YFRからヤマハプレジャーボートを使用していることはわかりましたが型式がわかりませんでしたので下記に24Xと27HEXをヤマハのからログから引用しました。
※YFR-24EX(ヤマハの宣伝文)
高い戦闘力を予感させるロー&ワイドなフォルムにヤマハの持つ最新の技術を凝縮。ウェイブ・スラスター・ブレード、アンチローリング・ブレード、ワイドフレアなどにより高い走行性と静止安定性など、そのパフォーマンスは秀逸そのもの。
さらに前後のフロアを余すところなく使い切る広大なフィッシングデッキ。アングラーの視点に立って考えぬかれた充実の釣り機能。エッジの効いたラインでその能力の高さを瞬時に伝えるスタイリング。海へのあくなき探求が、遂に新たな次元の扉を開いた
※YFR-27Hex(ヤマハ宣伝文)
27フィートという船体の長さや幅など、物理的な制約がある中で広々とした釣りスペースと機能的かつ広い収納スペース、そして、ゆとりある快適な居住空間を実現すると同時に、船外機艇としての卓越した風流れ抑止性能を両立させる。
つまり、スペースと空間ボリュームを持ちながら、釣りのポイントキープ力を併せ持つこと。
また航走時の「凌波性」、「安定性」と「乗り心地」を高いレベルで保ちながら、フィッシング時の静止安定性を両立させる。いずれも相反する要件を高いレベルでクリアし、スタイリッシュなフォルムにまとめ上げることをコンセプトに開発されました。
そして、最新のボート制御システム「HELM MASTER EX」を装備することでその戦闘力は格段に向上。 |
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今回の(新)ビーグル号は既存の船艇を使用しているようです。
ヤマハYFR
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YFR-24EX F130 |
YFR-24EX F200 |
YFR-27HEX |
全長: |
7.20m |
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8.80m |
全福: |
2.59m |
← |
2.70m |
エンジン出力: |
95.6KW(130ps) |
147.1KW(200ps) |
183.9KW(250ps) |
定員: |
8名 |
← |
10名 |
メーカー希望価格: |
6,958,941円 |
8.549,541円 |
16,426,597円 |
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新ビーグル号を撮影していませんが、今度宮島に行った時には忘れずに撮影したいと思っています。 |
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廿日市消防局の救助艇が新しくなっているので、撮影しました。
諸元を決めて、入札を経てここで取り上げたヤマハのプレジャーボートに決まったのであろうと思います。(患者を安全に運べるような改修費などをも含めても)メーカー希望価格よりも安い価格で落札されたのであろうと考えますが、詳しいことは廿日市市の公開資料から(わたしが)探すことが出来ませんでした(ので)。詳しいことはわかりません。
退役したビーグル号に比べ(救助艇の知識にも疎いわたしですが),新しい救助艇は、みため迅速に急患を運ぶことができるのではと思いましたが。 |
23.06.23.裕・記編集 |