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廿日市市宮島町の厳島神社境内にある「不明門」です。
※神様専用の門で扉が開けられることはないことから不明門の名があるそうです。 |
本殿背後の杜を「後園(うしろその)」といい、その中央に「不明門」があります。
桁行一間、梁間二間、四脚門切妻造り本瓦葺、丹塗両開き唐戸を、右側面には長押下に切戸があります。
本殿(附玉垣、不明門を含む) 国宝指定:1952(昭和27)3月29日。 |
※資料は、厳島神社社務所発行「伊都岐嶋」他を参考にしました。 |
(本殿が風水害や火災の時に御祭神の神々に御山の方へ御移りいただくための門であるとも聞きますが)門側面に人間の出入用の切戸があるそうで、桧皮葺の厳島神社においてこの不明門だけが瓦葺屋根になっています。
揚水橋の処からこの不明門が垣間見られ瓦屋根であることはわかりましたが、垣根のところまで行けば全体像を観る事が出来るかもしれませんが一般人のわたしには揚水橋などは立入り禁止で近づいてみることは出来ませんでした。
2021年コロナ禍で、ここ厳島神社を参拝する人もほんのわずかの中で長橋付近(西側)からこの不明門の屋根がわずかですがみえましたので撮影しました。 |
22.06.12.更新 07.12.25裕・記編集 |
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07.12.15撮影 |
広島県廿日市市宮島町1-1 (厳島神社境内) |
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07.12.15撮影 |
(玉垣の隙間から)台風や高潮の時に床板(流出を防ぐ為)に載せる重石がみえました(画像左側した) |
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08.01.02撮影 |
(廻廊途中のトイレ棟から廻廊へ戻ろうとしたときにみました)四脚門であることがそれとなくわかりました |
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07.12.15撮影 |
境内裏側からは後園の杜が邪魔して不明門をみる事が出来ませんでした(画像の門は不明門ではありません) |
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21.01.22.撮影 |
(長橋の海側付近から屋根がわずかに見えましたので) |
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