日本キリスト教団上下教会堂

  府中市上下町に建てられている「日本キリスト教団上下教会(堂)」です。
※撮影時は、甲奴郡上下町でしたが、2004(平成16)年府中市に合併編入されました。
1887(明治20)年竣工の当時上下財閥であった角倉家の蔵でした。
1950(昭和25)年上下キリスト教、教団の滝口牧師が譲り受け教会に改造したそうで、塔屋は以前は火のみ櫓、十字架は避雷針に横棒を付け足したそうです。広島県文化百選・建築物に選定されています。
日本基督教団は、1941(昭和16)年6月24日国内のプロテスタント33教派が「合同」した合同教会。公会主義を継承する唯一の団体。
宗教団体法: 1940(昭和15)年に施行された法律。
教団の統合と教理の国家主義的修正を図ったもの。第二次大戦後廃止。
2003年訪ね、設置の説明板を読み、蔵として造られた建物だったと知りました。
日本キリスト教団の教会ということも知り、戦時中宗教に国家統制の目が向けられていたことも知りました。
06.01.27更新   03.03.12裕・編集

03.03.10撮影
広島県(旧・甲奴郡)府中市上下町1057-2

03.03.10撮影
北面

03.03.10撮影
西面

03.03.10撮影
西面



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