(忌宮神社の)宿禰の銀杏

  山口県下関市長府宮の内の忌宮神社に植えられている「宿禰の銀杏」です。
宿禰の銀杏(いちょう)
当忌宮神社の祭神、仲哀天皇・神功皇后・応神天皇に仕えた大臣・武内宿禰が植えたと伝えられる古木・銀杏でその子孫が繁茂しています。
銀杏は「生きた化石」とも云われるほど地球上でもっとも古くよりみられる植物で、武内宿禰の長寿と結びついています。毎年多くの実を付け正月の授与品となっているそうです。
(たけのうちのすくね)
武内宿禰:
大和朝廷の初期に活躍したという伝説上の人物。
記紀によれば第8代孝元天皇の曽孫で、第12代景行天皇・第13代成務天皇・第14代仲哀天皇・第15代応神天皇・第16代仁徳天皇の五朝に仕え、大臣となり、神功皇后を助けて新羅出兵などに功績があったという。
葛城(かつらぎ)・巨勢(こせ)・平群(へぐり)・蘇我(そが)・紀氏などの祖とされる。
忌宮神社境内でみたこの「宿禰の銀杏」も「さか松」の伝承と同じく伝承の域を脱するものではないのでしょうが、幹をみると古木然としたイチョウでありました。冬でしたので、すっかり葉っぱを落としていましたが毎年銀杏の実を付けるそうです。
 12.01.23裕・記編集

09.01.29撮影
山口県下関市長府宮の内1-18   忌宮神社

09.01.29撮影
宿禰の銀杏

09.01.29撮影



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