(千鳥ケ淵戦没者墓苑)平成天皇御製の碑※1)

  東京都千代田区三番町の千鳥ヶ淵戦没者墓苑に建立されている「今上陛下(平成天皇)御製の碑」です。
刻まれた和歌(短歌)は、2005年・終戦60周年を迎えるにあたり、新春「歌会始の儀」勅題“歩み”で詠まれた今上陛下(平成天皇)の御製を、常陸宮妃殿下が謹書され、平成17(2005)年9月27日竣工したものでした。
  ※御製(ぎょせい)=天皇の作る詩文や和歌。古くは他の皇族の作品をもいった。
※2019年4月30日退位され以後「上皇」の呼称になっています。
今上天皇(きんじょうてんのう)
※1)頁編集時今上天皇でしたが、2019年4月30日をもって退位されますので平成天皇としました。
現在の天皇をさす呼び方。
現在の天皇(令和天皇)は、皇統譜上126代(1960-  :在位2019-  )。名は徳仁(なるひと)。
上皇になられた(平成天皇)は、皇統譜上125代(1933-  :在位1989-  )。名は明仁(あきひと)。
2019(平成31)年4月30日をもって退位されることが特別立法で決定していますので、この頁では()で平成天皇を追記しましたが、呼称としては上皇です。18.07.11.追記
「上」は天皇の尊貴をたたえる意味をもち、「今上」「いまのうへ」は、当代の天皇をさす。
正倉院文書、天平勝宝8(756)年6月21日、『東大寺献物帳』に「後太上天皇、天皇伝賜今上、今上謹献廬舎那仏」の記述があるそうです。
(千鳥ヶ淵緑道から)東門からここ千鳥ヶ淵戦没者墓苑に入りましたので、この碑の裏側を最初にみました。
六角堂の前で、しばし頭を垂れた後、この碑を撮影しました。対面の位置に昭和天皇の歌碑が建立されていました。
13.11.15.裕・記編集

13.09.15.撮影
東京都千代田区三番町2   (千鳥ヶ淵墓苑)

13.09.15.撮影






























































































この碑は、終戦60周年を迎えるにあたり、新春「歌会始の儀」で詠まれた今上陛下の御製を、常陸宮妃殿下が謹書され、平成17(2005)年9月27日竣工したものです。
正仁親王妃華子
(まさひとしんのうひ はなこ:1940-    )
旧名津軽華子。日本動物福祉協会名誉総裁、日本赤十字社名誉副総裁

3.09.15.撮影
平成17(2005)年9月27日建之   (向側:昭和天皇御製の碑)



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