榮橋水管橋
  南区大須賀町と中区上幟町との水道を結び京橋川に架かる「栄橋水管橋」です。
※被爆した構造物という事で両岸にある「配水管防護の工作物」を取り上げました。
この栄橋水管橋は、被爆橋梁・榮橋の上流側(北側)に位置しています。
資料によると、1924(大正13)年5月竣工しましたが、昭和3(1928)年6月暴風雨で崩壊沈没したそうでその後(年代不詳)復旧されたものだそうです、長さ86.2m両岸にある配水管防護の工作物は被爆したもので、現在も戦前の姿を残しています。
資料によると、石とレンガを組み合わせた配水管防護の構造物が被爆したものとして紹介があります。
 
資料には橋として爆心地から1,510mとありますが、
東詰・西詰の管防護工作物の距離は橋長さ分(≒86m)違うのでしょうが、資料の数字を使いました。
今(2007)年6月(被爆橋脚だった)猿猴橋水管橋が撤去されたのです。
上流に位置するこちらの栄橋水管橋はどうなのだろうと資料を調べてみたのです。
水管橋で人車が渡る橋でない事からか被爆橋梁という扱いではないようですが、両岸の水管防護工作物が被爆したものとして記述してありました。4箇所のコーナー部分を保護する御影石、壁にはタイルを貼ったなんともおしゃれな工作物なのです。
   07.08.24裕・記編集

07.07.18.撮影
広島市南区大須賀町と中区上幟町との水道を結ぶ栄橋水管橋を≒北よりみる

07.07.18.撮影
大須賀町と上幟町との水道を結ぶ栄橋水管橋を≒北よりみる

03.05.08.撮影
栄橋(下流側)と栄橋水管橋

07.07.18.撮影

07.07.18.撮影
東詰配水管防護工作物
南区大須賀町
西詰配水管防護工作物
住居表示板がありました「中区上幟町14

07.07.18.撮影

07.07.18.撮影



被爆した建物・構築物」編


「広島の橋」編



広島ぶらり散歩
栄橋
  栄橋水管橋
  (歩道部)改修工事
  (東詰の)御大典記念道標
 


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