(平和大通り芸術展2019)伊東敏光作「この彫刻は一万年の生命を持ちヒトの一生の間には10mほど歩くⅢ」

  中区中町クリスタルプラザ前の平和大通り緑地帯に展示されている
       伊東敏光作「この彫刻は一万年の生命を持ちヒトの一生の間には10mほど歩くⅢ」です。
※2019年2月23日から3月24日まで開催されます。
伊東 敏光(Toshimitsu ITO)    
   この彫刻は一万年の生命を持ちヒトの一生の間には10mほど歩くⅢ
This scuipture has a life of ten thousand years,
           and in the span of a man's life moves about ten meters.
「平和大通り芸術展」の期間中、私達とは異なった途方もなく永い命を持った生き物が広島の平和大通りに出現する。
芸術展によって私達の日常に迷い込んだ異次元の動物は、私達の時間の概念にねじれを生じさせ、現代社会の時間感覚とは少しずれた場所に誘い込む。
伊東 敏光(いとうとしみつ:1959-  )
千葉県生まれ。東京芸術大学美術学部彫刻科卒業。広島市立大学芸術学部助教授、教授
研究状況:
何故風景の彫刻が確立されて来なかったのかを考察しその理由と問題点を明らかにしていくと共に、今日までに芸術表現が獲得して来た様々な表現法を利用し、また新しい造形理論を考案することによって、風景を彫刻表現として成立させる方法を、理論と実践(実験制作)の両面から構築していく。
新聞やローカルニュースでこの平和大通り芸術展が今(2019)年も開催される事を知りました。
中町のクリスタルプラザ前平和大通り緑地帯に展示されている伊東敏光作「この彫刻は一万年の生命を持ちヒトの一生の間には10mほど歩くⅢ」です。
この作品を見たとき、以前大手町で見た作品の延長線上にある作品だなと思って作品プレートを読みました。
作品プレート(上記)をみて、なぜこれほど長い作品名なのだろうと率直に思いました。
長い題には作品への強い思いが詰め込まれ一字一句省けないからこういう作品名になったと作者の理屈はあるのでしょうが、大学の先生なのだからもっと簡便な表現を見つけて作品鑑賞者に作品への思いを伝えられないのかと(人生の長さだけで云えば作者よりも長く生きていても芸術にも疎い)わたしは思いました。
    関連頁:伊東敏光作品「少年と怪獣」
この伊東作品群を撮影しようと近づいて行ったとき一人の西洋人が熱心に作品をみて、作品プレートをのぞき込んでいました。車道側(南側)から撮影しようようとしたとき、構図的には邪魔でしたがあまりにも熱心にみていたのでそのままシャッターを押しました。喧噪の中でのシャッター音だったと思うのですが、気が付いたのでしょう、横に避けてくれたのです。いまどきの日本人も忘れかけている心遣いだったように思って、その2枚の画像を(下に)掲載しました。
短い間でしたがこの作品を撮影して次に行ったわたしでしたが、まだ熱心にこの作品を鑑賞している彼がいました。
 19.03.210 裕・記編集

19.02.24.撮影
広島市中区中町クリスタルプラザ前 平和大通り緑地帯

19.02.24.撮影

19.02.24.撮影
熱心に鑑賞している人に避けてくれとは芸術にも疎いわたしは声をかけることはできませんでした

19.02.24.撮影
撮影しているわたしに気付き横に避けてくれたのでこの画像が撮影できました

19.02.24.撮影

19.02.24.撮影

19.02.24.撮影

19.02.24.撮影



「平和大通り」編


「野外彫刻など」編



広島ぶらり散歩へ
伊東敏光作「この彫刻は一万年の生命を持ちヒトの一生の間には10mほど歩くⅢ」


平和大通り芸術展2019(概説)


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